Zen モデル・ビュー・コントローラ
Zen モデル・ビュー・コントローラ (MVC) フレームワークを使用して、データ入力フォームを実装します。
Zen MVC フレームワークは、モデル・ビュー・コントローラ (MVC) アーキテクチャをすばやく簡単に実装する手段を提供するものであり、データの更新と表示を行うアプリケーション・コードが驚くほど単純になります。
MVC アーキテクチャでは、アプリケーションのデータ (モデル) とユーザ・インタフェース (ビュー) を、両者の間にコードの層 (コントローラ) を挿入することで分けています。コントローラ・コードは、ビューでのユーザ操作に応答してモデルを更新し、モデル内の変更に応答してビューを更新します。データと表示をこのように分けることで、コードの簡潔さと柔軟さが大きく向上するなど、多くの利点が生じます。
以下は、モデル・ビュー・コントローラ設計の各種要素を実装するための Zen MVC フレームワークのクラスとコンポーネントの一部です。
MVC 要素 | Zen クラスまたはコンポーネント | 説明 |
---|---|---|
モデル | %ZEN.DataModel.ObjectDataModelOpens in a new tab |
サブクラスを作成し、各種のコールバック・メソッドをオーバーライドします。プロパティをデータベース・クラスのプロパティと関連付けます。 |
モデル | %ZEN.DataModel.AdaptorOpens in a new tab |
このクラスをスーパークラスとして永続クラスに追加します。永続クラスとそのすべてのプロパティはモデルの一部になります。 |
ビュー | dynaGrid コンポーネント。すべてのフォーム、グラフ、およびメータ・コンポーネント。 |
%ZEN.Component.dataViewOpens in a new tab を拡張するコンポーネント・クラスは、すべてビューです。 |
コントローラ |
dataController コンポーネントまたは %ZEN.Auxiliary.dataControllerOpens in a new tab のサブクラス |
コンポーネントを Zen ページに配置します。ビュー・クラスとモデル・クラスの間のすべての通信を管理します。 |