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Microsoft Windows の代替構成

このセクションでは Microsoft Windows の特殊構成を設定する方法について説明します。最初のセクションを参照して、各自の構成に該当するかどうかを調べる必要があります。次に、構成オプションのいずれかを選択します。ここには、以下のセクションが含まれます。

これらの一般的ではない構成には、以下のモジュールのいくつかが必要になる場合があります。各オプションについてのセクションを参照し、実際に必要なモジュールを確認してください。

  • CSPcms.dll (提供される場合は、NSD の ISAPI/ネイティブ・モジュール・クライアント)

  • CSPcgi.exe (実行時モジュール)

  • nph-CSPcgi.exe (CSPcgi のコピー)

  • CSPcgiSys.exe (システム管理モジュール)

  • nph-CSPcgiSys.exe (CSPcgiSys のコピー)

  • CSPmsf1.dll (ISAPI フィルタ – 提供される場合)

これらのモジュールは以下の共通の場所に配置されます。

C:\Inetpub\CSPGateway

NSD ベース以外の接続オプションの場合、構成ファイル (CSP.INI) とイベント・ログ (CSP.LOG) はこのディレクトリに書き込まれます。

NSD (Network Service Daemon) の使用

NSD を使用する場合

このドキュメントで説明するいくつかのオプションで NSD が使用されています。Web サーバから独立して CSP ゲートウェイを管理できるように、NSD を使用して Web サーバと CSP ゲートウェイを分離する状況として 2 種類が考えられます。それらは以下のとおりです。

  • Web サーバがその負荷を複数のサーバ・プロセスに分散する場合に、CSP ゲートウェイのインスタンスを各 Web サーバ・プロセスにアタッチする。

  • CSP の占める割合が少ない、きわめて大規模な Web サーバ (例えば、CSP アプリケーションのほかに、php、静的コンテンツ、.NET、.ASP アプリケーションなどを扱う Web サーバ) を運用する。

NSD モジュールのインストール場所

Microsoft Windows で NSD モジュールを使用する場合、以下の 2 つのユーティリティをインストールします。

  • CSPnsd.exe

  • CSPnsdSv.exe

IIS のインストール環境では、これらは以下の場所にインストールされます。

C:\Inetpub\CSPGateway\nsd

Apache のインストール環境では、これらは以下の場所にインストールされます。

C:\Program Files\Apache Group\Apache\CSPGateway\nsd

NSD をホーム・ディレクトリ C:\Inetpub\CSPGateway\nsd から実行します。NSD ベースの接続オプションの場合、構成ファイル (CSP.INI) とイベント・ログ (CSP.LOG) はこのディレクトリに書き込まれます。

NSD の操作

以下の手順で、NSD を開始します。

  1. 以下のように、NSD のホーム・ディレクトリに変更します。

    C:\Inetpub\CSPGateway\nsd

  2. 以下を使用して、NSD を開始します。

    CSPnsd
    

    NSD が Windows サービス (CSPnsd.Sv.exe) として開始します。サービスとして登録すると、Windows サービス・マネージャから NSD 全体を管理できるようになります。

  3. 以下のコマンドを発行して、NSD を終了します。

    CSPnsd -stop
    

または、以下のように入力します。

CSPnsd

NSD の Windows サービスの状態が表示され、以下のいずれかの操作を実行できるようになります。

  • 実行中の NSD サービスを停止します。

  • 停止中の NSD サービスを再開します。

  • サービス・データベースから NSD サービスを削除します。

Windows サービス・マネージャを使用して、NSD を管理することもできます。NSD はサービス・マネージャで、以下の説明によって識別されます。

Cache Server Pages – Network Service Daemon

エラーはすべて CSP イベント・ログ (CSP.log) に記録されます。このファイルは install-dir\csp ディレクトリに作成され、このディレクトリで管理されます。CSP 構成ファイル CSP.ini もこのディレクトリに配置されます。

その他の起動オプション

  1. ヘルプ情報を表示します。

    CSPnsd -h

  2. Windows サービスとは対照的に、コマンド・ウィンドウから対話形式で NSD を実行します。この操作モードは、NSD の複数のインスタンスを実行する場合に使用してください。

    CSPnsd -v

  3. 他のユーザに NSD を実行する許可を与えます。NSD (CSPnsd) コンポーネントの管理者は、CSPnsd —m=s を使用して NSD を開始/停止する許可をグループまたはその他のユーザに与えることができます。ここで、s は起動オプションです。

    s には以下のいずれかを指定できます。

    • 現在のユーザには u (既定)

    • 現在のグループには g

    • その他には o

    • すべてのユーザには a (m=ugo)

    例 : CPSnsd -m=ug は、NSD を実行する許可をグループ (管理者グループ) に与えます。このコマンドは、-rw-rw–--CPSnsd.pid 許可を与えます。

    CSPnsd を停止するコマンドが発行されると、CSPnsd 親プロセスに以前と同様にシャットダウンするようシグナルを送信しようとします。サービスが別のユーザによって開始されたためにこれが不可能な場合は、CSPnsd.ini ファイルにフラグが書き込まれ、サービスはフラグを認識したときに自体を正常に終了します。このプロセスの完了には、最大 20 秒かかります。

代替 TCP ポートでの NSD の開始

既定では、NSD は TCP ポート 7038 で着信する要求を待ち受けます。以下のようにサービスを開始することでこれをオーバーライドできます。

CSPnsd –v [port_no]

または以下のようにします。

CSPnsd –v -p[port_no]

port_no は、指定する TCP ポート番号です。

開始時に、NSD は以下のファイルを作成します。

CSPnsd.ini

このファイルには、通常、以下の行が記述されます。

[SYSTEM]
Ip_Address=127.0.0.1
TCP_Port=7038

ここでは、クライアントは、Web サーバに格納された CSP モジュールまたは Web サーバに動的にリンクされる CSP モジュール、およびサーバから呼び出された CSP CGI モジュール (またはこのどちらかのモジュール) です。したがって、このファイルを削除、または移動することはできません。また、Web サーバ・プロセスがこのファイルを読み取り可能であることも重要です。Web サーバを操作する Windows ユーザを考慮し、適切な特権を設定してください。NSD クライアントは、Windows の PATH 変数で指定された場所でこのファイルを検索しようとします。次に例を示します。

\Windows

Web サーバを起動する前に、CSPnsd.ini ファイルをこの場所に移動しておく必要があります。

NSD の複数のインスタンスが実行している状況で、CSPnsd.ini ファイルに NSD ポート番号を格納することは明らかに不適切です。Apache サーバの場合、NSD の TCP ポート番号をクライアントに伝えるためのより適切なメカニズムがあります。

Apache 構成で以下の環境変数を設定して、ターゲットの NSD インストールのアドレスとポートを指定します。これらの環境変数に指定した値は、CSPnsd.ini ファイルの値よりも優先されます。

CSP_NSD_NAME — NSD の IP アドレスです。NSD がリモート・コンピュータで動作している場合のみ、このパラメータを使用します。

CSP_NSD_PORT — NSD の TCP ポート番号です。

例 1 :

2 つの Apache 仮想ホスト (123.123.1.1 および 123.123.1.2) の負荷を、2 つの独立した NSD インストール (TCP ポート 7038 および 7039 で待ち受けます) 間で分散します。

以下の指示文を、Apache 構成 (httpd.conf) に追加します。

<VirtualHost 123.123.1.1>
ServerName 123.123.1.1
SetEnv CSP_NSD_PORT 7038
</VirtualHost>
<VirtualHost 123.123.1.2>
ServerName 123.123.1.2
SetEnv CSP_NSD_PORT 7039
</VirtualHost>
例 2 :

2 つの CSP アプリケーション (/csp1 および /csp2) の負荷を、2 つの独立した NSD インストール (TCP ポート 7038 および 7039 で待ち受けます) 間で分散します。

  1. 以下の指示文を、Apache 構成 (httpd.conf) に追加します。

    <Location /csp1>
    SetEnv CSP_NSD_PORT 7038
    </Location>
    <Location /csp2>
    SetEnv CSP_NSD_PORT 7039
    </Location>
    
  2. Apache 構成の変更後は、Apache を再起動します。

NSD の複数のインスタンスを実行している場合は、各インスタンスを別々のディレクトリにインストールし、それぞれのインスタンスに専用の構成ファイル (CSP.ini) およびログ・ファイル (CSP.log) を管理することをお勧めします。NSD の内部 HTTP サーバを使用すると、各インスタンスの CSP ウェブゲートウェイ管理ページに簡単にアクセスできます。次に例を示します。

http://localhost:7038/csp/bin/Systems/Module.cxw

http://localhost:7039/csp/bin/Systems/Module.cxw

IIS7 以降の代替オプション

この付録には、IIS7 の特殊オプションの構成についての指示を記載しています。これらのオプションのいずれかを構成するには、以下を行います。

  1. "構成の概要" セクションの手順に従います。

  2. "ISAPI サービスおよび CGI サービスのインストール" セクションの説明のとおりに、ISAPI サービスおよび CGI サービスをインストールします。

  3. 以下の 4 つのオプションのいずれかを選択して、該当セクションの指示に従います。

    1. 代替オプション 1 : ISAPI モジュールの使用 (CSPms*.dll)

    2. 代替オプション 2 : NSD を使用したネイティブ・モジュールの使用 (CSPcms.dll)

    3. 代替オプション 3 : NSD を使用した ISAPI モジュールの使用 (CSPcms.dll)

    4. 代替オプション 4 :NSD を使用した CGI モジュールの使用 (nph-CSPcgi*.exe)

ISAPI サービスおよび CGI サービスのインストール

既定の設定では、IIS 7 は ISAPI 拡張ISAPI フィルタ、または CGI モジュールを実行しません。IIS7 のすべての特殊オプションでは、これらのサービスをインストールする必要があります。

ただし、ISAPI 拡張サービスがインストールされていれば、これまでにビルドされた CSP ゲートウェイのすべてのバージョン (Caché v4 に搭載されていたものも含む) が IIS 7 で使用できます。

これらの従来のサービスは、Windows のコントロール・パネルを使用してインストールします。

  1. Windows のコントロール・パネルを開きます。

  2. [プログラムと機能] を選択し、[Windows の機能の有効化または無効化] を選択します。

  3. [インターネット インフォメーション サービス] に移動し、[World Wide Web サービス] および [アプリケーション開発機能] を展開します。

    [ISAPI 拡張機能] を選択します。また、ISAPI フィルタCGI が必要な場合は、これらのサービスを選択します。[OK] を選択します。

  4. Windows の [コントロール パネル][管理ツール][インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] の順に開きます。

  5. 左側のパネルで、[MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name]) をハイライト表示します。

  6. 中央のパネルで、[モジュール] アイコンをダブルクリックします

  7. 右側のパネルで、[ネイティブ モジュールの追加] を選択します。

  8. 左側のパネルで、最上位レベルを展開し、[Web サイト][既定の Web サイト] の順に展開します。

    [MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name])
                  Web Sites
                         Default Web Site
    
  9. 中央のパネルで、[ハンドラ マッピング] をダブルクリックします。

  10. 中央のパネルで、[ISAPI-dll] ハンドラをハイライト表示します。

  11. 右側のパネルで、[ハンドラのアクセス許可の編集] を選択します。

  12. [実行] を選択して、[OK] を選択します。これにより、ISAPI DLL の名前を直接呼び出して、ISAPI 拡張機能を起動できるようになります。

代替オプション 1 : ISAPI モジュールの使用 (CSPms*.dll)

使用している CSP ゲートウェイ DLL でネイティブ・モジュール・インタフェースをサポートできない場合は、このオプションを使用します (推奨オプション)。これは IIS の旧バージョンで提供されていた既定の (また、最もパフォーマンスのよい) ソリューションです。

既定の設定では、IIS 7 は ISAPI 拡張ISAPI フィルタ、または CGI モジュールを実行しません。このオプションには、ISAPI 拡張サービスが必要です。

このセクションの "ISAPI サービスおよび CGI サービスのインストール (必要な場合)" の手順に従って、ISAPI 拡張サービスをインストールおよび構成します。

CSP 要求 (ファイル・タイプ .csp.cls、および .zen) を認識し、それらを CSP ゲートウェイに渡して処理するように Web サーバを構成します。

ISAPI 拡張機能の有効化

DLL : CSPms.dll および CSPmsSys.dll

これらの拡張機能を使用できるようにするには、まず “許可済み” アプリケーションとして IIS に登録する必要があります。これは、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] コントロール パネルで行います。

  1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] ウィンドウを開きます。

  2. 左側のパネルで、[MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name]) をハイライト表示します。

  3. 中央のパネルで、[ISAPI および CGI の制限] をダブルクリックします。

  4. 右側のパネルで、[追加] を選択します。

  5. [ISAPI または CGI の制限の追加] ダイアログに、以下の詳細を入力します。

    ISAPI または CGI パス : C:\inetpub\CSPGateway\CSPms.dll

    説明 : CSPGatewayRunTime

    拡張パスの実行を許可する : 選択

    [OK] を選択します。

CSP ファイル拡張子のマップ

以下の構成方法のいずれか 1 つを選択します。

  1. Cache からすべてのコンテンツ (静的なコンテンツを含む) を処理します。 CSP ゲートウェイに * をマップします。このドキュメントの “CSP へのファイルの種類の追加登録” のセクションで説明したファイルのマップ手順を実行します。

  2. Web サーバから静的なコンテンツを処理します。.csp.cls.zen.cxw 形式のファイルのみ CSP ゲートウェイにマップします。

Web サーバから静的ファイルを提供する場合、以下のように、CSP ファイル拡張子を CSP ゲートウェイの ISAPI 拡張機能にマップします。

拡張子 バイナリ
*.csp C:\inetpub\CSPGateway\CSPms.dll
*.cls C:\inetpub\CSPGateway\CSPms.dll
*.zen C:\inetpub\CSPGateway\CSPms.dll
*.cxw C:\inetpub\CSPGateway\CSPms.dll
  1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] ウィンドウを開きます。

  2. 左側のパネルで、最上位レベルを展開して [Web サイト] セクション、[既定の Web サイト] セクションの順に表示します。[既定の Web サイト] セクションをハイライト表示します。

    [MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name])
                Web Sites
                        Default Web Site
    
    Note:

    これによって、Web サイト全体に対して CSP が有効になります。特定の仮想サブディレクトリ (/csp/ など) に CSP の使用を制限するには、マッピングを作成する前に ([既定の Web サイト] の下の) 適切なサブディレクトリにコントロールをフォーカスします。CSP のコンテンツを処理するそれぞれの仮想サブディレクトリについて、この手順を繰り返してください。

  3. 中央のパネルで、[ハンドラ マッピング] アイコンをダブルクリックします。

  4. 右側のパネルで、[スクリプト マップの追加] を選択します。

  5. [スクリプト マップの追加] ダイアログに以下のように入力します。

    要求パス : *.csp

    実行可能ファイル : C:\inetpub\CSPGateway\CSPms.dll

    名前 : CSPGateway_csp

  6. [要求の制限] を選択します。

    [要求がマップされている場合のみハンドラを呼び出す] のチェックを外します。

    [OK] を選択して [スクリプト マップの追加] ダイアログに戻ります。

    [OK] を選択します。

  7. この時点で、以下のようなプロンプトが表示されることがあります。

    “この ISAPI 拡張を有効にしますか? [はい] をクリックすると、[ISAPI および CGI の制限] の一覧の 許可済み の項目に、この拡張が追加されます。拡張が既に存在する場合は、許可されます。”

    [はい] を選択します。

    以下のようにして、後から許可済みアプリケーションのリストを探すことができます。

    左側のパネルで、

    [MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name]) をハイライト表示します。

    中央のパネルで、[ISAPI および CGI の制限] をダブルクリックします。

    許可済みアプリケーションのリストにゲートウェイ ISAPI コンポーネントが含まれていない場合は、(IIS 6 で行ったのと同様に) これを追加します。

    [説明] フィールドには自由にテキストを追加できます。以下はその例です。

    CSPmsSys.dll 用の CSPGatewayManagement

    CSPms.dll 用の CSPGatewayRunTime

  8. 前述の手順を繰り返します。[スクリプト マップの追加] ダイアログを使用して、以下の 2 つのマップを入力します。

    要求パス : *.cls

    実行可能ファイル : C:\inetpub\CSPGateway\CSPms.dll

    名前 : CSPGateway_cls

    要求パス : *.zen

    実行可能ファイル : C:\inetpub\CSPGateway\CSPms.dll

    名前 : CSPGateway_zen

    要求パス : *.cxw

    実行可能ファイル : C:\inetpub\CSPGateway\CSPms.dll

    名前 : CSPGatewayManagement

ゲートウェイの運用および管理

CSP ゲートウェイのシステム管理スイートへアクセスするには、ブラウザで以下のいずれかの場所を指定します。

http://<ip_address>/csp/bin/Systems/Module.cxw

http://<ip_address>/csp/bin/CSPmsSys.dll

.csp.cls、および .zen 拡張子を含むファイルが要求されると、CSP エンジンが自動的に呼び出されます。以下はその例です。

http://<ip_address>/csp/samples/menu.csp

承認されていないユーザであることを通知するエラー・メッセージが表示された場合は、CSP ゲートウェイとセキュリティのセクションを参照してください。

代替オプション 2 : NSD を使用したネイティブ・モジュールの使用 (CSPcms.dll)

既定の設定では、IIS 7 は ISAPI 拡張ISAPI フィルタ、または CGI モジュールを実行しません。このオプションを使用するには、ゲートウェイ管理モジュール (nph-CSPcgiSys.exe) を実行するために、CGI モジュール・サービスが必要です。

"ISAPI サービスおよび CGI サービスのインストール (必要な場合)" のセクションで説明した CGI サービスのインストール手順に従って操作します。

CSP 要求 (ファイル・タイプ .csp.cls、および .zen) を認識し、それらを CSP ゲートウェイに渡して処理するように Web サーバを構成します。

ランタイム・ネイティブ・モジュールの登録

DLL : CSPcms.dll

このモジュールを使用できるようにするには、まず IIS に登録する必要があります。これは、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] コントロール パネルで行います。

  1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] ウィンドウを開きます。

  2. 左側のパネルで、

    [MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name]) をハイライト表示します。

  3. 中央のパネルで、[モジュール] アイコンをダブルクリックします

  4. 右側のパネルで、[ネイティブ モジュールの追加] を選択します。

  5. [登録] を選択し、[ネイティブ モジュールの登録] ダイアログに以下の詳細を入力します。

    名前 : CSPcms

    パス : C:\inetpub\CSPGateway\CSPcms.dll

    [OK] を選択します。

  6. 左側のパネルで、最上位レベルを展開して [Web サイト] セクション、[既定の Web サイト] セクションの順に表示します。[既定の Web サイト] セクションをハイライト表示します。

    [MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name])
                Web Sites
                        Default Web Site
    
  7. 右側のパネルで、[ネイティブ モジュールの追加] を選択します。

  8. [ネイティブ モジュールの追加] ダイアログで、[CSPcms] を選択し、[OK] を選択します。

ゲートウェイ管理のための CGI モジュールの有効化

実行可能ファイル : nph-CSPcgiSys.exe

このモジュールを使用できるようにするには、まず許可済みアプリケーションとして IIS に登録する必要があります。これは、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] コントロール パネルで行います。

  1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] を開きます。

  2. 左側のパネルで、

    [MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name]) をハイライト表示します。

  3. 中央のパネルで、[ISAPI および CGI の制限] アイコンをダブルクリックします。

  4. 右側のパネルで、[追加] を選択します。

  5. [ISAPI または CGI の制限の追加] ダイアログに、以下のように入力します。

    ISAPI または CGI パス : C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgiSys.exe

    説明 : CSPGatewayManagement

    拡張パスの実行を許可する : 選択

    [OK] を選択します。

CSP ファイル拡張子のマップ

Note:

ここでのファイル拡張子のマッピング処理で、ワイルドカードスクリプトマップの追加ユーティリティを使用しないでください。使用した場合はエラーとなります。代わりに、モジュールマップの追加というユーティリティを使用します。

以下の構成方法のいずれか 1 つを選択します。

  1. Cache からすべてのコンテンツ (静的なコンテンツを含む) を処理します。 CSP ゲートウェイに * をマップします。Cache サーバがすべての静的ファイルを処理するように CSP を構成する場合、このドキュメントの “CSP へのファイルの種類の追加登録” のセクションにあるファイル・マップ手順に従って操作します。

  2. Web サーバから静的なコンテンツを処理します。

    .csp.cls.zen.cxw 形式のファイルのみ CSP ゲートウェイにマップします。

Web サーバから静的ファイルを提供する場合は、以下のように、CSP ファイル拡張子を CSP ゲートウェイのモジュールにマップします。

拡張子 ネイティブ・モジュール バイナリ
*.csp CSPms C:\inetpub\CSPGateway\CSPms.dll
*.cls CSPms C:\inetpub\CSPGateway\CSPms.dll
*.zen CSPms C:\inetpub\CSPGateway\CSPms.dll
*.cxw   C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgiSys.exe
  1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] ウィンドウを開きます。

  2. 左側のパネルで、最上位レベルを展開して [Web サイト] セクション、[既定の Web サイト] セクションの順に表示します。[既定の Web サイト] セクションをハイライト表示します。

    [MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name])
                Web Sites
                        Default Web Site
    
    Note:

    これによって、Web サイト全体に対して CSP が有効になります。特定の仮想サブディレクトリ (/csp/ など) に CSP の使用を制限するには、マッピングを作成する前に ([既定の Web サイト] の下の) 適切なサブディレクトリにコントロールをフォーカスします。CSP のコンテンツを処理するそれぞれの仮想サブディレクトリについて、この手順を繰り返してください。

  3. 中央のパネルで、[ハンドラ マッピング] アイコンをダブルクリックします。

  4. 右側のパネルで、[モジュール マップの追加] を選択します。

  5. [モジュール マップの追加] ダイアログに以下のように入力します。

    要求パス : *.csp

    モジュール : [CSPcms] を選択します。

    名前 : CSPGateway_csp

  6. [要求の制限] を選択します。

    [要求がマップされている場合のみハンドラを呼び出す] のチェックを外します。

    [OK] を選択して [モジュール マップの追加] ダイアログに戻ります。

    [OK] を選択します。

  7. 以上の手順を繰り返し、以下のモジュール・マップを追加します。

    要求パス : *.cls

    モジュール : [CSPcms] を選択します。

    名前 : CSPGateway_cls

    あるいは以下のコードを入力します。

    要求パス : *.zen

    モジュール : [CSPcms] を選択します。

    名前 : CSPGateway_zen

  8. 左側のパネルで、[既定の Web サイト] セクションをハイライト表示します。

    [MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name])
                Web Sites
                        Default Web Site
    
  9. 中央のパネルで、[ハンドラ マッピング] アイコンをダブルクリックします。

  10. 右側のパネルで、[スクリプト マップの追加] を選択します。

  11. [スクリプト マップの追加] ダイアログに以下のように入力します。

    要求パス : *.cxw

    実行可能ファイル : C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgiSys.exe

    名前 : CSPGatewayManagement

  12. [要求の制限] を選択します。

    [要求がマップされている場合のみハンドラを呼び出す] のチェックを外します。

    [OK] を選択して [スクリプト マップの追加] ダイアログに戻ります。

    [OK] を選択します。

  13. 以下のようなプロンプトが表示されることがあります。“この ISAPI 拡張を有効にしますか? [はい] をクリックすると、[ISAPI および CGI の制限] の一覧の 許可済み の項目に、この拡張が追加されます。拡張が既に存在する場合は、許可されます。”

    [はい] を選択します。

    以下のようにして、後から許可済みアプリケーションのリストを探すことができます。

    左側のパネルで、

    [MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name]) をハイライト表示します。

    中央のパネルで、[ISAPI および CGI の制限] アイコンをダブルクリックします。

    許可済みアプリケーションのリストにゲートウェイ管理 CGI モジュールが含まれていない場合は、(IIS 6 で行ったのと同様に) これを追加します。

    [説明] フィールドには自由にテキストを追加できます。以下はその例です。

    nph-CSPcgiSys.exe 用の CSPGatewayManagement

ゲートウェイの運用および管理

この接続オプションは、CSP ゲートウェイの Network Service Daemon (NSD) に依存します。

"NSD の開始" のセクションの説明に従って、CSP NSD を開始します。

CSP ページは高性能なモジュール (CSPcms.dll) を介して提供されますが、ゲートウェイの管理スイートへアクセスするには専用の CGI モジュール (nph-CSPcgiSys.exe) を使用します。

CSP ゲートウェイのシステム管理スイートへアクセスするには、ブラウザで以下のいずれかの場所を指定します。

http://<ip_address>/csp/bin/Systems/Module.cxw

http://<ip_address>/csp-bin/nph-CSPcgiSys

.csp.cls、および .zen 拡張子を含むファイルが要求されると、CSP エンジンが自動的に呼び出されます。以下はその例です。

http://<ip_address>/csp/samples/menu.csp

承認されていないユーザであることを通知するエラー・メッセージが表示された場合は、"CSP ゲートウェイとセキュリティ" のセクションを参照してください。

代替オプション 3 : NSD を使用した ISAPI モジュールの使用 (CSPcms.dll)

使用している CSP ゲートウェイ DLL でネイティブ・モジュール・インタフェースをサポートできない場合は、このオプションを使用します (代替オプション 2)。

既定の設定では、IIS 7 は ISAPI 拡張ISAPI フィルタ、または CGI モジュールを実行しません。このオプションには、ISAPI 拡張サービスと CGI モジュール・サービスが必要です。

"ISAPI サービスおよび CGI サービスのインストール (必要な場合)" のセクションで説明した CGI サービスのインストール手順に従って操作します。

CSP 要求 (ファイル・タイプ .csp.cls、および .zen) を認識し、それらを CSP ゲートウェイに渡して処理するように Web サーバを構成します。

ランタイム ISAPI 拡張機能の有効化

DLL : CSPcms.dll

この拡張機能を使用できるようにするには、まず “許可済み” アプリケーションとして IIS に登録する必要があります。これは、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] コントロール パネルで行います。

  1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] ウィンドウを開きます。

  2. 左側のパネルで、[MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name]) をハイライト表示します。

  3. 中央のパネルで、[ISAPI および CGI の制限] アイコンをダブルクリックします。

  4. 右側のパネルで、[追加] を選択します。

  5. [ISAPI または CGI の制限の追加] ダイアログに、以下のように入力します。

    ISAPI または CGI パス : C:\inetpub\CSPGateway\CSPcms.dll

    説明 : CSPGatewayRunTime

    拡張パスの実行を許可する : 選択

    [OK] を選択します。

ゲートウェイ管理のための CGI モジュールの有効化

実行可能ファイル : nph-CSPcgiSys.exe

このモジュールを使用できるようにするには、まず “許可済み” アプリケーションとして IIS に登録する必要があります。これは、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] コントロール パネルで行います。

  1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] ウィンドウを開きます。

  2. 左側のパネルで、[MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name]) をハイライト表示します。

  3. 中央のパネルで、[ISAPI および CGI の制限] アイコンをダブルクリックします。

  4. 右側のパネルで、[追加] を選択します。

  5. [ISAPI または CGI の制限の追加] ダイアログに、以下のように入力します。

    ISAPI または CGI パス : C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgiSys.exe

    説明 : CSPGatewayManagement

    拡張パスの実行を許可する : 選択

    [OK] を選択します。

CSP ファイル拡張子のマップ

以下の構成方法のいずれか 1 つを選択します。

  1. Cache からすべてのコンテンツ (静的なコンテンツを含む) を処理します。 CSP ゲートウェイに * をマップします。Cache サーバがすべての静的ファイルを処理するように CSP を構成する場合、このドキュメントの “CSP へのファイルの種類の追加登録” のセクションにあるファイル・マップ手順に従って操作します。

  2. Web サーバから静的なコンテンツを処理します。

    .csp.cls.zen.cxw 形式のファイルのみ CSP ゲートウェイにマップします。

Web サーバから静的ファイルを提供する場合は、以下のように、CSP ファイル拡張子を CSP ゲートウェイのモジュールにマップします。

拡張子 バイナリ
*.csp C:\inetpub\CSPGateway\CSPcms.dll
*.cls C:\inetpub\CSPGateway\CSPcms.dll
*.zen C:\inetpub\CSPGateway\CSPcms.dll
*.cxw C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgiSys.exe
  1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] ウィンドウを開きます。

  2. 左側のパネルで、最上位レベルを展開し、[Web サイト] を展開します。[既定の Web サイト] をハイライト表示します。

    [MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name])
                Web Sites
                        Default Web Site
    
    Note:

    これによって、Web サイト全体に対して CSP が有効になります。特定の仮想サブディレクトリ (/csp/ など) に CSP の使用を制限するには、マッピングを作成する前に ([既定の Web サイト] の下の) 適切なサブディレクトリにコントロールをフォーカスします。CSP のコンテンツを処理するそれぞれの仮想サブディレクトリについて、この手順を繰り返してください。

  3. 中央のパネルで、[ハンドラ マッピング] をダブルクリックします。

  4. 右側のパネルで、[スクリプト マップの追加] を選択します。

  5. [スクリプト マップの追加] ダイアログに以下のように入力します。

    要求パス : *.csp

    実行可能ファイル : C:\inetpub\CSPGateway\CSPcms.dll

    名前 : CSPGateway_csp

  6. [要求の制限] を選択します。

    [要求がマップされている場合のみハンドラを呼び出す] のチェックを外します。

    [OK] を選択して [スクリプト マップの追加] ダイアログに戻ります。

    [OK] を選択します。

  7. この時点で、以下のようなプロンプトが表示されることがあります。

    “この ISAPI 拡張を有効にしますか? [はい] をクリックすると、[ISAPI および CGI の制限] の一覧の 許可済み の項目に、この拡張が追加されます。拡張が既に存在する場合は、許可されます。”

    [はい] を選択します。

    以下のようにして、後から許可済みアプリケーションのリストを探すことができます。

    左側のパネルで、

    [MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name]) をハイライト表示します。

    中央のパネルで、[ISAPI および CGI の制限] アイコンをダブルクリックします。

    許可済みアプリケーションのリストにゲートウェイ ISAPI モジュールが含まれていない場合は、(IIS 6 で行ったのと同様に) これを追加する必要があります。

    [説明] フィールドには自由にテキストを追加できます。以下はその例です。

    CSPcms.dll 用の CSPGatewayRunTime

    nph-CSPcgiSys.exe 用の CSPGatewayManagement

  8. 前述の手順を繰り返します。[スクリプト マップの追加] ダイアログを使用して、以下の 2 つのマップを入力します。

    要求パス : *.cls

    実行可能ファイル : C:\inetpub\CSPGateway\CSPcms.dll

    名前 : CSPGateway_cls

    要求パス : *.zen

    実行可能ファイル : C:\inetpub\CSPGateway\CSPcms.dll

    名前 : CSPGateway_zen

    要求パス : *.cxw

    実行可能ファイル : C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgiSys.exe

    名前 : CSPGatewayManagement

ゲートウェイの運用および管理

この接続オプションは、CSP ゲートウェイの Network Service Daemon (NSD) に依存します。

  1. このサービスに関するセクションで説明されているとおり CSP NSD を開始します。

CSP ページは高性能な ISAPI モジュール (CSPcms.dll) を介して提供されますが、ゲートウェイの管理スイートへアクセスするには専用の CGI モジュール (nph-CSPcgiSys.exe) を使用します。

CSP ゲートウェイのシステム管理スイートへアクセスするには、ブラウザで以下のいずれかの場所を指定します。

http://<ip_address>/csp/bin/Systems/Module.cxw

http://<ip_address>/csp-bin/nph-CSPcgiSys

.csp.cls、および .zen 拡張子を含むファイルが要求されると、CSP エンジンが自動的に呼び出されます。以下はその例です。

http://<ip_address>/csp/samples/menu.csp

承認されていないユーザであることを通知するエラー・メッセージが表示された場合は、CSP ゲートウェイとセキュリティ のセクションを参照してください。

代替オプション 4 :NSD を使用した CGI モジュールの使用 (nph-CSPcgi*.exe)

ほとんどの環境では、包括的なネイティブ・モジュール・ベースのソリューション (推奨オプション) が最も適しており、また、パフォーマンスに優れた実装でもあります。運用上の理由から、ホスト Web サーバとは別にゲートウェイを管理する必要がある場合には、CGI と NSD の組み合わせが役立ちます。例えば、Web サーバの複数のインスタンスが同じゲートウェイを共有する場合などがこれにあたります。オプション 1 では、コア Web サーバ・プロセスの各インスタンスが、それぞれのゲートウェイ・インスタンスにバインドします。

また、社内の Web マスタ (または ISP) から、すべての Web サーバ拡張を CGI プロトコルを使用して実装するよう指示されている場合も、この方法を選択します。

既定の設定では、IIS 7 は ISAPI 拡張ISAPI フィルタ、または CGI モジュールを実行しません。このオプションには、CGI モジュール・サービスが必要です。

"ISAPI サービスおよび CGI サービスのインストール (必要な場合)" のセクションで説明した CGI サービスのインストール手順に従って操作します。

CSP 要求 (ファイル・タイプ .csp.cls、および .zen) を認識し、それらを CSP ゲートウェイに渡して処理するように Web サーバを構成します。

CGI のモジュールの有効化

実行可能ファイル : nph-CSPcgi.exe および nph-CSPmsSys.exe

これらのモジュールを使用できるようにするには、まず “許可済み” アプリケーションとして IIS に登録する必要があります。これは、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] コントロール パネルで行います。

  1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] ウィンドウを開きます。

  2. 左側のパネルで、

    [MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name]) をハイライト表示します。

  3. 中央のパネルで、[ISAPI および CGI の制限] アイコンをダブルクリックします。

  4. 右側のパネルで、[追加] を選択します。

  5. [ISAPI または CGI の制限の追加] ダイアログに、以下のように入力します。

    ISAPI または CGI パス : C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgi.exe

    説明 : CSPGatewayRunTime

    拡張パスの実行を許可する : 選択

    [OK] を選択します。

  6. nph-CSPcgiSys.exe に対して前述の手順を繰り返し、[制限条件] ダイアログに以下の詳細を入力します。

    ISAPI または CGI パス : C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgiSys.exe

    説明 : CSPGatewayManagement

    拡張パスの実行を許可する : 選択

CSP ファイル拡張子のマップ

以下の構成方法のいずれか 1 つを選択します。

  1. Cache からすべてのコンテンツ (静的なコンテンツを含む) を処理します。 CSP ゲートウェイに * をマップします。Cache サーバがすべての静的ファイルを処理するように CSP を構成する場合、このドキュメントの “CSP へのファイルの種類の追加登録” のセクションにあるファイル・マップ手順に従って操作します。

  2. Web サーバから静的なコンテンツを処理します。

    .csp.cls.zen.cxw 形式のファイルのみ CSP ゲートウェイにマップします。

Web サーバから静的ファイルを提供する場合は、以下のように、CSP ファイル拡張子を CSP ゲートウェイの CGI モジュールにマップします。

拡張子 バイナリ
*.csp C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgi.exe
*.cls C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgi.exe
*.zen C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgi.exe
*.cxw C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgiSys.exe
  1. [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ] ウィンドウを開きます。

  2. 左側のパネルで、最上位レベルを展開して [Web サイト] セクション、[既定の Web サイト] セクションの順に表示します。[既定の Web サイト] セクションをハイライト表示します。

    [MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name])
                Web Sites
                        Default Web Site
    
    Note:

    これによって、Web サイト全体に対して CSP が有効になります。特定の仮想サブディレクトリ (/csp/ など) に CSP の使用を制限するには、マッピングを作成する前に ([既定の Web サイト] の下の) 適切なサブディレクトリにコントロールをフォーカスします。CSP のコンテンツを処理するそれぞれの仮想サブディレクトリについて、この手順を繰り返してください。

  3. 中央のパネルで、[ハンドラ マッピング] アイコンをダブルクリックします。

  4. 右側のパネルで、[スクリプト マップの追加] を選択します。

  5. [スクリプト マップの追加] ダイアログに以下のように入力します。

    要求パス : *.csp

    実行可能ファイル : C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgi.exe

    名前 : CSPGateway_csp

  6. [要求の制限] を選択します。

    [要求がマップされている場合のみハンドラを呼び出す] のチェックを外します。

    [OK] を選択して [スクリプト マップの追加] ダイアログに戻ります。

    [OK] を選択します。

  7. この時点で、以下のようなプロンプトが表示されることがあります。“この ISAPI 拡張を有効にしますか? [はい] をクリックすると、[ISAPI および CGI の制限] の一覧の 許可済み の項目に、この拡張が追加されます。拡張が既に存在する場合は、許可されます。”

    [はい] を選択します。

  8. 以下のようにして、後から許可済みアプリケーションのリストを探すことができます。

    左側のパネルで、

    [MACHINE_NAME] ([machine_name]\[user_name]) をハイライト表示します。

    中央のパネルで、[ISAPI および CGI の制限] アイコンをダブルクリックします。

    許可済みアプリケーションのリストにゲートウェイ CGI コンポーネントが含まれていない場合は、(IIS 6 で行ったのと同様に) これを追加します。

    [説明] フィールドには自由にテキストを追加できます。以下はその例です。

    nph-CSPcgiSys.exe 用の CSPGatewayManagement

    nph-CSPcgi.exe 用の CSPGatewayRunTime

  9. 前述の手順を繰り返します。[スクリプト マップの追加] ダイアログを使用して、以下の 2 つのマップを入力します。

    要求パス : *.cls

    実行可能ファイル : C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgi.exe

    名前 : CSPGateway_cls

    要求パス : *.zen

    実行可能ファイル : C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgi.exe

    名前 : CSPGateway_zen

    要求パス : *.cxw

    実行可能ファイル : C:\inetpub\CSPGateway\nph-CSPcgiSys.exe

    名前 : CSPGatewayManagement

ゲートウェイの運用および管理

この接続オプションは、CSP ゲートウェイの Network Service Daemon (NSD) に依存します。

  1. このサービスに関するセクションで説明されているとおり CSP NSD を開始します。

CSP ゲートウェイのシステム管理スイートへアクセスするには、ブラウザで以下のいずれかの場所を指定します。

http://<ip_address>/csp/bin/Systems/Module.cxw

http://<ip_address>/csp-bin/nph-CSPcgiSys

.csp.cls、および .zen 拡張子を含むファイルが要求されると、CSP エンジンが自動的に呼び出されます。以下はその例です。

http://<ip_address>/csp/samples/menu.csp

承認されていないユーザであることを通知するエラー・メッセージが表示された場合は、“CSP ゲートウェイとセキュリティ” のセクションを参照してください。

IIS6 以前の代替オプション

ISAPI フィルタ (CSPmsf1.dll) の使用法

すべての IIS 接続オプションでこのフィルタを使用できます。以下の 2 つの状況でフィルタを使用すると、必要な機能が実現されます。

WebDAV 要求の処理

WebDAV サービスの実装に CSP を使用する場合、フィルタを使用する必要があります。

多くの Microsoft WebDAV クライアントは、要求を行うたびに Web サーバに送信する HTTP 要求ヘッダ内に Translate: f ヘッダを記述します。IIS がこのヘッダの指示文を検出すると、他の ISAPI 拡張 (CSP ゲートウェイなど) に要求を転送せずに直接処理しようとします。このヘッダが存在しない場合は、これらの拡張機能が呼び出されます。この動作により、CSP では実質的に WebDAV 要求が処理されなくなります。

Translate: f ヘッダとは、本質的に、WebDAV プロトコルで GET メソッドをオーバーロードしないようにする手段です。HTTP GET は、通常、ページの取得 (実行) を意味します。つまり、WebDAV クライアントでは、代わりにこのメソッドでページのソースを取得することを想定しています。物理コンテンツ (ソース・コード) が、Web サーバではなく、Caché サーバに関連付けられているため、IIS は、CSP ベースのコンテンツに対してこの取得機能を実装できません。したがって、Microsoft WebDAV クライアントから IIS 経由で CSP ベースの WebDAV サーバに送信される要求は、HTTP の Forbidden エラーまたは File doesn't exist のエラーが発生して失敗します。

フィルタは、受信する要求ストリームを確認して、Translate: f ヘッダの指示文を Translate: g に変換することでこの問題に対処します。その後、IIS は必要に応じて CSP ゲートウェイに要求を渡します。

複数の HTTP 要求ヘッダの処理

IIS は複数の行に分割されているヘッダの指示文を正しく処理しません。実際に HTTP ヘッダ・ブロック全体がひどく破損する可能性があります。

最近のテストでは、影響を受けたヘッダ・ブロックは、ゲートウェイのコード内で (つまり、破損した後) その問題に対処できない程度まで破損してしまう場合があることがわかっています。以下の例を参照してください。

フィルタは、IIS がヘッダ・ブロックを解析する前に、各ヘッダの指示文からキャリッジ・リターン/改行 (CRL) を削除することでこの問題を修正します。

問題の例 : 以下の要求ヘッダ・ブロックについて考えてみます。


POST /csp/xds/XDSRequest.csp HTTP/1.1 
Accept: text/html, text/plain, text/xml, image/gif, image/jpeg, */* 
Content-Length: 1787 
certAlias: unknowncert 
SOAPAction: \"" Content-Type: multipart/related; type="text/xml";" \
boundary=--boundary 
421.41176470588235291359.470588235294118-- 
User-Agent: HttpClient/1.4.2 
Mozilla/4.0
Host: localhost 
Connection: keep-alive 

コンテンツの境界 (content-type 指示文の一部) の位置が完全に間違っていることに注目してください。この破損の性質には一貫性がないことがわかります。発生する破損の性質や結果として生じる解析の不具合にもよりますが、要求の処理が完全に失敗する可能性があります。

フィルタのインストール

フィルタは未処理の要求データに対して機能するので、Web サーバ全体にグローバルにインストールする必要があります。

  1. [インターネット サービス マネージャ] を開きます。

  2. [Web サイト] に移動します。この項目を右クリックし、[プロパティ] を選択します。

  3. [ISAPI フィルタ] タブを選択します。

  4. [追加] を選択します。

  5. [フィルタ名] フィールドに「CSP Gateway」と入力します。

  6. [実行ファイル]CSPmsf1.dll を参照します。

  7. [OK] を選択します。

  8. インターネット・インフォメーション・サービスのコントロール・パネルではなく、Windows の [サービス] のコントロール・パネルから、World Wide Web Publishing サービスを再起動します。または、コンピュータを再起動します。

代替オプション 1 : NSD を使用した IIS および ISAPI モジュール (CSPcms.dll)

IIS Web サーバで NSD と共に ISAPI を使用している場合、このセクションの指示に従います。

ほとんどの環境では、包括的な ISAPI ベースのソリューション (推奨オプション) が最も適しており、また、パフォーマンスに優れた実装でもあります。運用上の理由から、ホスト Web サーバとは別にゲートウェイを管理する必要がある場合は、ここで説明する ISAPI と NSD の複合型が役立ちます。例えば、Web サーバの複数のインスタンスが同じゲートウェイ・インストール環境を共有する場合などがこれに該当します。推奨オプションでは、コア Web サーバ・プロセスの各インスタンスが、ゲートウェイの独自のインスタンスに結合します。

推奨オプションは、オプション 3 で説明する CGI/NSD 複合型よりもパフォーマンスに優れています。要求を処理するたびに新しいプロセスを開始する場合は待ち時間が長くなりますが、この実装ではその心配がありません。

ISAPI および NSD を使用する Internet Information Services

NSD で ISAPI モジュールを使用していずれかのバージョンの IIS を実行している場合、以下の手順に従います。

推奨オプションの指示に従います。ただし CSP ファイル は、CSPms.dll ではなく、CSPcms.dll に関連付けてください (手順 7 および 8)。また、CSPmsSys.dll ではなく nph-CSPcgiSys.exe に関連付けてください (手順 9)。

  • 実行可能ファイル : install-dir\csp\bin\CSPcms.dll

  • 拡張子 : csp

  • [すべての動詞] : 選択

  • [スクリプト エンジン] : 選択

  • [ファイルの存在を確認する] : チェックを外す

  • 実行可能ファイル : install-dir\csp\bin\CSPcms.dll

  • 拡張子 : cls

  • [すべての動詞] : 選択

  • [スクリプト エンジン] : 選択

  • [ファイルの存在を確認する] : チェックを外す

  • 実行可能ファイル : install-dir\csp\bin\CSPcms.dll

  • 拡張子 : zen

  • [すべての動詞] : 選択

  • [スクリプト エンジン] : 選択

  • [ファイルの存在を確認する] : チェックを外す

  • 実行可能ファイル : install-dir\csp\bin\nph-CSPcgiSys.exe

  • 拡張子 : cxw

  • [すべての動詞] : 選択

  • [スクリプト エンジン] : 選択

  • [ファイルの存在を確認する] : チェックを外す

IIS バージョン 6 (Windows 2003 に搭載) に関する詳細は、次のセクションを参照してください。

ISAPI および NSD を使用する Internet Information Services v6

NSD で ISAPI モジュールを使用して IIS 6 を実行している場合、上記のセクションの指示と以下の指示に従います。

推奨オプションの指示に従います。ただし、CSP ゲートウェイについては、CSPms.dll および CSPmsSys.dll ではなく、以下の実行可能ファイルを許可されたものとして登録します。

  • CSPcms.dll

  • nph-CSPcgi.exe

  • nph-CSPcgiSys.exe

CSP へのアクセスを禁止するには

以下の実行可能ファイルを "禁止" に設定します。

  • CSPcms.dll

  • nph-CSPcgi.exe

  • nph-CSPcgiSys.exe

CSP ゲートウェイのシステム管理ポータルへのアクセスを禁止するには

以下の実行可能ファイルを "禁止" に設定します。

  • nph-CSPcgi.exe

  • nph-CSPcgiSys.exe

CSP ゲートウェイの実行時モジュールへのアクセスを禁止するには

次の実行可能ファイルを禁止に設定します : CSPcms.dll

ISAPI および NSD を使用したゲートウェイの運用および管理

この接続オプションは、CSP ゲートウェイの Network Service Daemon (NSD) に依存します。

  1. Network Service Daemon (NSD) の操作” の説明に従って、CSP NSD を起動します。

  2. 構成ファイル (httpd.conf) を変更した後、Apache を再起動します。

    Apache と NSD を起動する順序は重要ではありません。

  3. CSP ゲートウェイのシステム管理ポータルへアクセスするには、ブラウザで以下のいずれかの場所を指定します。

    CSP ページは高性能なモジュール (mod_csp24.so) を介して提供されますが、CSP ウェブゲートウェイ管理ページへアクセスするには専用の CGI モジュール (nph-CSPcgiSys) を使用します。

    http://localhost:<port_no>/csp/bin/Systems/Module.cxw
    http://localhost:<port_no>/csp-bin/nph-CSPcgiSys
    

承認されないユーザであることを通知するエラー・メッセージが表示された場合は、"セキュリティの考慮事項" を参照してください。

.csp.cls、および .zen 拡張子を含むファイルが要求されると、CSP エンジンが自動的に呼び出されます。以下はその例です。

http://localhost:<port_no>/csp/samples/menu.csp

代替オプション 2 : NSD を使用した IIS および CGI モジュール (nph-CSPcgi.exe)

NSD で IIS Web サーバと共に CGI モジュールを使用している場合、このセクションの指示に従います。

ほとんどの環境では、包括的な ISAPI ベースのソリューション (オプション 1) が最も適しており、また、パフォーマンスに優れた実装でもあります。ただし、運用上の理由から、ホスト Web サーバとは別にゲートウェイを管理する必要がある場合は、CGI と NSD の複合型が役立ちます。例えば、Web サーバの複数のインスタンスが同じゲートウェイ・インストールを共有する場合などがこれに該当します。オプション 1 では、コア Web サーバ・プロセスの各インスタンスが、ゲートウェイの独自のインスタンスに結合します。

また、社内の Web マスタ (または ISP) から、すべての Web サーバ拡張を CGI プロトコルを使用して実装するよう指示されている場合も、この方法を選択します。

CGI および NSD を使用する Internet Information Services

NSD で CGI モジュールを使用していずれかのバージョンの IIS を実行している場合、以下の手順に従います。

推奨オプションの指示に従います。ただし CSP ファイル は、CSPms.dll ではなく、nph-CSPcgi.exe に関連付けてください (手順 7 および 8)。また、CSPmsSys.dll ではなく nph-CSPcgiSys.exe に関連付けてください (手順9)。

  • 実行可能ファイル : install-dir\csp\bin\nph-CSPcgi.exe

  • 拡張子 : csp

  • [すべての動詞] : 選択

  • [スクリプト エンジン] : 選択

  • [ファイルの存在を確認する] : チェックを外す

  • 実行可能ファイル : install-dir\csp\bin\nph-CSPcgi.exe

  • 拡張子 : cls

  • [すべての動詞] : 選択

  • [スクリプト エンジン] : 選択

  • [ファイルの存在を確認する] : チェックを外す

  • 実行可能ファイル : install-dir\csp\bin\nph-CSPcgi.exe

  • 拡張子 : zen

  • [すべての動詞] : 選択

  • [スクリプト エンジン] : 選択

  • [ファイルの存在を確認する] : チェックを外す

  • 実行可能ファイル : install-dir\csp\bin\nph-CSPcgiSys.exe

  • 拡張子 : cxw

  • [すべての動詞] : 選択

  • [スクリプト エンジン] : 選択

  • [ファイルの存在を確認する] : チェックを外す

IIS バージョン 6 (Windows 2003 に搭載) に関する詳細は、次のセクションを参照してください。

CGI および NSD を使用する Internet Information Services v6

IIS 6 を実行している場合、すべてのバージョンの IIS に対応する前述のセクションの指示に従い、このセクションの指示にも従います。

推奨オプションの IIS 6 に関する指示に従います。ただし、CSP ゲートウェイについては、CSPms.dll および CSPmsSys.dll ではなく、以下の実行可能ファイルを許可されたものとして登録します。

  • nph-CSPcgi.exe

  • nph-CSPcgiSys.exe

CSP へのアクセスを禁止するには

以下の実行可能ファイルを "禁止" に設定します。

  • nph-CSPcgi.exe

  • nph-CSPcgiSys.exe

CSP ゲートウェイのシステム管理モジュールへのアクセスを禁止するには

実行可能ファイル nph-CSPcgiSys.exe を禁止に設定します。

CSP ゲートウェイの実行時モジュールへのアクセスを禁止するには

実行可能ファイル nph-CSPcgi.exe を禁止に設定します。

CGI を使用したゲートウェイの運用および管理

この接続オプションは、CSP ゲートウェイの Network Service Daemon (NSD) に依存します。

  1. Network Service Daemon (NSD) の操作” の説明に従って、CSP NSD を起動します。

  2. Apache の構成 (httpd.conf) を変更した後、その Apache を再起動する必要があります。

    Apache と NSD を起動する順序は重要ではありません。

  3. CSP ウェブゲートウェイ管理ページにアクセスするには、ブラウザで以下のいずれかの場所を指定します。CSP ページは高性能なモジュール (mod_csp24.so) を介して提供されますが、CSP ウェブゲートウェイ管理ページへアクセスするには専用の CGI モジュール (nph-CSPcgiSys) を使用します。

    http://localhost:<port_no>/csp/bin/Systems/Module.cxw
    http://localhost:<port_no>/csp-bin/nph-CSPcgiSys
    

承認されないユーザであることを通知するエラー・メッセージが表示された場合は、"セキュリティの考慮事項" を参照してください。

.csp.cls、または.zen 拡張子を含むファイル (http://localhost:<port_no>/csp/samples/menu.csp など) が要求されると、CSP エンジンが自動的に呼び出されます。

Windows Apache の代替オプション

このセクションでは、Microsoft Windows での Apache Web サーバ のインストールに関する情報を記載します。それぞれのインストール環境に該当するセクションを参照してください。

Note:

Apache 2.2 以前を使用している場合:このセクションの指示に従う場合、httpd.conf ファイルの末尾にテキストを追加します。アクセス制御を指定するために追加するテキストは、Apache 2.4 または Apache 2.2 (およびそれ以前) で異なっている必要があります。Apache 2.4 を使用している場合、このセクションに示されているテキストを使用します。Aache 2.2 を使用している場合、httpd.conf セクションの以下のフレーズを置き換えます。Require all denied を、行 Deny from all で置き換えます。Require all granted を、Order allow,deny および Allow from all の 2 行で置き換えます。詳細は、http://httpd.apache.org/docs/2.4/upgrading.htmlOpens in a new tab を参照してください。

インストール場所

以下のモジュールがインストールされます。

  • CSPcgi.exe (実行時モジュール)

  • nph-CSPcgi.exe (CSPcgi のコピー)

  • CSPcgiSys.exe (システム管理モジュール)

  • nph-CSPcgiSys.exe (CSPcgiSys のコピー)

Note:

以下のように、Apache サーバのバージョンごとに別々のバイナリが存在します。

Apache バージョン 2.4.x

  • mod_csp24.dll (DLL として機能する Apache 組み込み momod_dule が用意されている場合はそれを使用)

  • CSPa24.dll (実行時モジュールが用意されている場合はそれを使用)

  • CSPa24Sys.dll (ゲートウェイのシステム管理モジュールが用意されている場合はそれを使用)

Apache バージョン 2.2.x

  • mod_csp22.dll (提供される場合は、DLL として機能する Apache 組み込み momod_dule)

  • CSPa22.dll (提供される場合は、実行時モジュール)

  • CSPa22Sys.dll (提供される場合は、ゲートウェイのシステム管理モジュール)

Apache バージョン 2.0.x

  • mod_csp2.dll (提供される場合は、DLL として機能する Apache 組み込みモジュール)

  • CSPa2.dll (提供される場合は、実行時モジュール)

  • CSPa2Sys.dll (提供される場合は、ゲートウェイのシステム管理モジュール)

これらのバイナリの既定の場所は以下のとおりです。

C:\Program Files\Apache Group\Apache\CSPGateway\bin

元の場所 (install-dir\csp\bin) は、特定の Caché インスタンスの管理ポータルの提供に必要なゲートウェイ・コンポーネントの保持に使用されます。

NSD ベース以外の接続オプションの場合、構成ファイル (CSP.INI) とイベント・ログ (CSP.LOG) はこのディレクトリに書き込まれます。

Sys が追加されたモジュールは、CSP ウェブゲートウェイ管理ページにアクセスするための特別なモジュールです。実行時モジュール (Sys が追加されていないモジュール) はシステム管理のフォームにアクセスできません。

代替オプション 1 : NSD を使用した Apache および CGI モジュール (nph-CSPcgi.exe)

CSP 要求 (ファイル・タイプ .csp.cls、および .zen) を認識し、それらを CSP ゲートウェイに渡して処理するように Web サーバを構成します。

Web サーバ構成ファイル (httpd.conf) は以下のディレクトリにあります。

C:\Program Files\Apache Group\Apache\conf

以下のセクションを、httpd.conf の最後に追加します。

<LocationMatch "/*\.([Cc][Ss][Pp]|[Cc][Ll][Ss]|[Zz][En][Nn])$">
    AllowOverride None
    Options FollowSymLinks ExecCGI
    Require all granted
</LocationMatch>
ScriptAliasMatch /*\.([Cc][Ss][Pp]|[Cc][Ll][Ss])$ "c:/cache-install-dir/csp/bin/nph-CSPcgi.exe"
Alias /csp/ c:/cache-install-dir/csp/
<Directory "c:/cache-install-dir/csp">
    AllowOverride None
    Options MultiViews FollowSymLinks ExecCGI
    Require all granted
    <FilesMatch "\.(log|ini|pid|exe)$">
        Require all denied
    </FilesMatch>
</Directory>
ScriptAlias /csp-bin/ "c:/cache-install-dir/csp/bin/"
ScriptAliasMatch /csp/bin/Systems/Module.cxw "c:/cache-install-dir/csp/bin/nph-CSPcgiSys.exe"
ScriptAliasMatch /csp/bin/RunTime/Module.cxw "c:/cache-install-dir/csp/bin/nph-CSPcgi.exe"
<Directory "c:/cache-install-dir/csp/bin/">
    AllowOverride None
    Options None
    Require all granted
    <FilesMatch "\.(exe)$">
        Allow from all
    </FilesMatch>
</Directory>

上記の構成ブロックは、Apache 環境で利用できる正規表現 (regex) プロセッサに依存しています。このケースに相当しない場合 (特に Windows 2000 システム) は、結果として CSP ファイルは提供されません ("ファイルが見つかりません" というエラーが返されます)。この状況を解決するには、CSP ファイル拡張子で関連付ける代わりに、使用している CSP アプリケーションの仮想ルート位置を CGI モジュールに関連付けます。例えば、使用している CSP アプリケーションが /csp にあるとします。CSP CGI モジュールを /csp にあるファイルに関連付けるには、以下の手順に従います。

<LocationMatch "/*\.([Cc][Ss][Pp]|[Cc][Ll][Ss]|[Zz][En][Nn])$">
    AllowOverride None
    Options FollowSymLinks ExecCGI
    Require all granted
</LocationMatch>
ScriptAliasMatch /*\.([Cc][Ss][Pp]|[Cc][Ll][Ss])$ 
      "c:/cache-install-dir/csp/bin/nph-CSPcgi.exe"

以下のブロックと置換します。

<Location "/csp">
    AllowOverride None
    Options FollowSymLinks ExecCGI
    Require all granted
</Location>
ScriptAlias /csp "c:/cache-install-dir/csp/bin/nph-CSPcgi.exe"

これらの指示文は、フォームの URL に対して作用します。

http://localhost:<port_no>/csp/*.csp

この構成ブロックを、他のルート位置で繰り返します。例えば、フォームの URL の /myapps に対して同様の処理を繰り返します。

http://localhost:<port_no>/myapps/*.csp

regex の問題を回避するには、CSP MIME タイプと組み合わせて Action 指示文を使用する方法もあります。ただし、Action はコンテンツに対するフィルタ技術なので、Caché サーバが別のコンピュータにインストールされている場合でも、CSP ファイルが物理的に Web サーバ・ホストに存在している必要があります。

この方法を使用するには、以下の手順に従います。

  1. 新規の MIME タイプを Apache の mime.types ファイルの最後に追加し、それを CSP コンテンツを表すファイル・タイプ (.csp.cls、および .zen) に関連付けます。mime.types ファイルは、httpd.conf ファイルと同じディレクトリにあります。

    text/csp                csp cls
    
  2. httpd.conf の CGI 構成ブロックの最後に、Action 指示文を次のように追加します。

    Alias /csp/ c:/cache-install-dir/csp/
    <Directory "c:/cache-install-dir/csp">
        AllowOverride None
        Options MultiViews FollowSymLinks ExecCGI
        Require all granted
    <Files CSPnsd.exe>
           Require all denied
        </Files>
    <Files CSP.ini>
           Require all denied
        </Files>
    <Files CSP.log>
           Require all denied
        </Files>
    <Files CSPnsd.ini>
           Require all denied
        </Files>
    <Files CSPnsd.pid>
           Require all denied
        </Files>
        <FilesMatch "\.(log|ini|pid|exe)$">
           Require all denied
        </FilesMatch>
    </Directory>
    ScriptAlias /csp-bin/ "c:/cache-install-dir/csp/bin/"
    <Directory "c:/cache-install-dir/csp/bin/">
        AllowOverride None
        Options None
        Require all granted
    </Directory>
    Action text/csp “/csp-bin/nph-CSPcgi.exe”
    
    

    最後に、CGI はオープン・スタンダードなので、CSP の CGI モジュールはすべての Web サーバで機能します。

  3. httpd.conf の変更後に、Apache を再起動します。

CSP へのファイルの種類の追加登録

Apache API モジュールは、以下の予約されたファイル拡張子を常に認識します。

.csp .cls .zen .cxw 

この他のファイルを CSP に送信して処理できます。例えば、CSP ゲートウェイを経由して他の静的ファイルを処理する必要がある場合、またはこの Web サーバを経由して管理ポータルにアクセスする必要がある場合は、ファイルの .jpg.gif.png.css.js の各種類に対してマッピングを追加します。

以下の方法で、CSP に渡すファイルを Apache が認識するように構成できます。

  • CSP の Location 指示文の使用

  • ファイル拡張子の使用 — CSPFileTypes 指示文

  • MIME タイプの使用

CSP の Location 指示文の使用

CSP 指示文を使用して、特定の位置にあるすべてのファイルが CSP によって処理されるように要求します。 パス /csp の下にあるすべてのファイルとディレクトリが CSP によって処理されるように要求するには、以下のように指定します。

<Location /csp>
   CSP On 
   SetHandler csp-handler-sa
</Location> 

例えば、以下のファイルはすべて CSP に送信されて処理されます。

/csp/ 
csp/samples/menu.csp 
csp/sys/ 
ファイル拡張子の使用 — CSPFileTypes 指示文

CSPFileTypes 指示文は、拡張子を持つファイル (/csp/menu.csp など) に対する要求に適用されます。 ファイル拡張子を持たないファイル (/csp/menu など) への要求には適用されません。

このパラメータは、ゲートウェイの Apache モジュールにより処理され、(httpd.conf の) サーバ定義レベルでグローバルに定義されるか、または位置もしくはディレクトリ・ブロックに対する定義内に制限されます。

ファイルの種類で指定: .xxx と . yyy の両方の種類のファイルが CSP によって処理されるように要求するには、以下の指示文のように指定します。

CSPFileTypes xxx .yyy 

位置で指定 : 以下の要求では、.xxx と .yyy の両方の種類のファイルが CSP によって処理されますが、/csp よりも下の位置 (例えば、/csp/samples などのサブ・ディレクトリ) にあるファイルに限られます。

<Location /csp/> 
   CSPFileTypes xxx yyy
</Location>

ワイルドカード文字を使用して、パス /csp の下 (および /csp/samples など) にあるすべてのファイルが CSP によって処理されるように要求するには、以下のように指定します。

<Location /csp/> 
   CSPFileTypes * 
</Location> 
MIME タイプの使用

CSP は、前述のファイル拡張子に加えて、以下の MIME タイプのファイルを認識することもできます。

application/x-csp

および

text/csp

例えば、CSP によって処理されるファイルのリストにファイル拡張子 xxx を追加するには以下のように指定します。

LoadModule csp_module_sa /cache-install-dir/csp/bin/CSPa22.dll
AddType application/x-csp csp cls zen xxx

MIME タイプを使用してファイルの種類を CSP と関連付けた場合の問題の 1 つに、リソースへのパス (ホスト・ディレクトリ) が物理的に存在することを Apache が確認し、存在しない場合には「ファイルが見つかりません」というエラーを返すことがあります。 しかし、要求されたファイルが物理的に存在することを保証するためのチェックは行われませんが、これは CSP によりサービスを受けるリソースには適切です。なぜならば、このようなリソースは Caché からサービスを受け、Web サーバからは仮想的なものだからです。 したがって、“MIME タイプによる指定” というアプローチは、アプリケーションのパス構造を Web サーバ上に複製できる場合のみ適しています。

Apache NSD を使用したゲートウェイの運用および管理

この接続オプションは、CSP ゲートウェイの Network Service Daemon (NSD) に依存します。

  1. Network Service Daemon (NSD) の操作” の説明に従って、CSP NSD を起動します。

  2. Apache の構成 (httpd.conf) を変更した後、その Apache を再起動する必要があります。

    Apache と NSD を起動する順序は重要ではありません。

  3. CSP ウェブゲートウェイ管理ページにアクセスするには、ブラウザで以下の場所のいずれかを指定します。

    http://localhost:<port_no>/csp/bin/Systems/Module.cxw
    http://localhost:<port_no>/csp-bin/nph-CSPcgiSys
    

承認されないユーザであることを通知するエラー・メッセージが表示された場合は、"セキュリティの考慮事項" を参照してください。

.csp.cls、および .zen 拡張子を含むファイルが要求されると、CSP エンジンが自動的に呼び出されます。以下はその例です。

http://localhost:<port_no>/csp/samples/menu.csp

代替オプション 2 : NSD を使用した Apache API モジュール (mod_csp.dll)

Note:

この接続オプションは、オプション 1 で説明したスタンドアロンの API モジュールほど頻繁に使用されませんが、NSD を使用する必要がある場合に使用できます。DLL (Apache 2.4 の場合 mod_csp24.dll) としてビルドされた CSP モジュールは、CGI ベースのソリューション (オプション 2) よりも高い性能を発揮します。このモジュールは、通常、Apache v2.0.x では mod_csp2.dll、Apache v2.2.x では mod_csp22.dll という名前です。

  1. Apache 構成ファイル httpd.conf を編集します。標準の Apache では、このファイルは以下の場所に配置されています。

    C:\Program Files>\Apache Group\Apache\conf

    拡張子が .csp.cls、および .zen のファイルの CSP を呼び出すには、httpd.conf の最後に以下のセクションを追加します。Apache v2.4.x の場合、mod_csp24.dll を指定します。Apache v2.2.x の場合、mod_csp22.dll を指定します。Apache v2.0.x の場合、mod_csp2.dll を指定します。

    LoadModule csp_module c:/cache-install-dir/csp/bin/mod_csp24.dll
    <LocationMatch "/*\.([Cc][Ss][Pp]|[Cc][Ll][Ss]|[Zz][En][Nn])$">
                    SetHandler csp-handler
    </LocationMatch>
    Alias /csp/ /cache-install-dir/csp/
    <Directory "c:/cache-install-dir/csp">
            AllowOverride None
            Options MultiViews FollowSymLinks ExecCGI
            Require all granted
            <FilesMatch "\.(log|ini|pid|exe)$">
                    Require all denied
            </FilesMatch>
            <Files CSPnsd>
                    Require all denied
            </Files>
    </Directory>
    ScriptAlias /csp-bin/ "c:/cache-install-dir/csp/bin/"
    ScriptAliasMatch /csp/bin/Systems/Module.cxw \ 
             "c:/cache-install-dir/csp/bin/nph-CSPcgiSys.exe" 
    ScriptAliasMatch /csp/bin/RunTime/Module.cxw \ 
             "c:/cache-install-dir/csp/bin/nph-CSPcgi.exe"
    <Directory "c:/cache-install-dir/csp/bin/">
            AllowOverride None
            Options None
            Require all granted
    </Directory>
    
    
  2. オプションの手順 (必要な場合) : 上記の構成ブロックは、正規表現 (regex) プロセッサが Apache 環境で利用できることを前提としています。このケースに相当しない場合 (特に Windows 2000 システム) は、CSP ファイルは提供されません ("ファイルが見つかりません" というエラーが返されます)。この状況を修復するには、以下の構成ブロックを

    <LocationMatch "/*\.([Cc][Ss][Pp]|[Cc][Ll][Ss]|[Zz][En][Nn])$">
                    SetHandler csp-handler
    </LocationMatch>
    

    以下のブロックと置換します。

    CSPFiletypes csp cls 
    
  3. httpd.conf の変更後に、Apache を再起動します。

CSP へのファイルの種類の追加登録

CSP により処理されるファイルの種類を追加構成するには、CGI モジュールにより処理される通常のファイル拡張子 (cspclszen) のリストに新しいファイル拡張子を追加します。 例えば、これらを以下の行に追加します。

ScriptAliasMatch /*\.([Cc][Ss][Pp]|[Cc][Ll][Ss]|[Zz][En][Nn])$  "/cache-install-dir/csp/bin/nph-CSPcgi"

CSP ゲートウェイを経由して他の静的ファイルを処理する必要がある場合、またはこの Web サーバを経由して管理ポータルにアクセスする必要がある場合は、ファイルの .jpg.gif.png.css.js の各種類に対してマッピングを追加します。

以下の指示文は、すべてのファイルに対する要求を、指定されたパスの CSP にマップするために使用できます。

ScriptAliasMatch ^/csp/*/.* "/cache-install-dir/csp/bin/nph-CSPcgi"

したがって、/csp パス内のすべてのファイルに対する要求を CSP にマップするための基本的な構成ブロックは以下のようになります。

ScriptAliasMatch ^/csp/*/.* "/cache-install-dir/csp/bin/nph-CSPcgi"
Directory "/cache-install-dir/csp/bin/">
   AllowOverride None    
   Options None
   Require all granted
</Directory>

Apache API および NSD を使用したゲートウェイの運用および管理

この接続オプションは、CSP ゲートウェイの Network Service Daemon (NSD) に依存します。

  1. Network Service Daemon (NSD) の操作” の説明に従って、CSP NSD を起動します。

  2. Apache の構成 (httpd.conf) を変更した後、その Apache を再起動する必要があります。

    Apache と NSD を起動する順序は重要ではありません。

  3. CSP ウェブゲートウェイ管理ページにアクセスするには、ブラウザで以下のいずれかの場所を指定します。

    CSP ページは高性能なモジュール (mod_csp24.dll) を介して提供されますが、CSP ウェブゲートウェイ管理ページへアクセスするには専用の CGI モジュール (nph-CSPcgiSys.exe) を使用します。

    http://localhost:<port_no>/csp/bin/Systems/Module.cxw 
    http://localhost:<port_no>/csp-bin/nph-CSPcgiSys.exe
    

承認されないユーザであることを通知するエラー・メッセージが表示された場合は、"セキュリティの考慮事項" を参照してください。

.csp.cls、および .zen 拡張子を含むファイルが要求されると、CSP エンジンが自動的に呼び出されます。以下はその例です。

http://localhost:<port_no>/csp/samples/menu.csp

代替オプション 3 : Apache および ISAPI モジュール (CSPms.dll)

Note:

この接続オプションよりも、推奨オプションで説明したスタンドアロン API モジュールが優先されます。したがって、このオプションは使用しないでください。ここでは、既にこのオプションが採用されている旧来のシステムを対象に、参考として記載しています。

Apache グループは、Microsoft の ISAPI インタフェースをエミュレートするモジュールを提供しています。このモジュールを使用するように Apache が構成されている場合は、ISAPI 拡張の実行が可能です。ただし、Apache グループの ISAPI インタフェースと Microsoft 社の独自のインタフェースには大きな違いがあります。Apache ISAPI モジュールの最大の難点は、要求を処理するたびに ISAPI 拡張 (DLL) をアンロードすることです。この動作は CSP では許容されません。CSP ゲートウェイが Caché への接続の永続プールを管理するためには、ISAPI DLL がメモリにそのまま格納されている必要があるからです。

CSP に付属の変更済み ISAPI モジュールでは、CSP ゲートウェイの ISAPI 拡張は各要求の間もメモリにロードされたままとなります。この変更によって影響を受けるのはゲートウェイの ISAPI DLL だけです。その他すべての ISAPI DLL は、元の Apache グループの機能に従います。

Apache 実行可能ファイルの再構築

  1. Apache ISAPI モジュール (mod_isapi.c) のアップグレード

    CSP から提供されるバージョンで、Apache グループの ISAPI モジュールを上書きします。

    C:\Program Files\Apache Group\Apache\src\os\win32\mod_isapi.c

  2. Apache 実行可能ファイルの再構築

    このステップを実行するには、Microsoft C コンパイラ (Microsoft Visual C++) のバージョン 5.0 以降が必要です。

    以下のディレクトリに変更します。

    C:\Program Files\Apache Group\Apache\src\os\win32\mod_isapi.c

    以下を使用して Apache をビルドします。

    nmake /f Makefile.nt installr INSTDIR=d:\progra~1\apache~1\apache
    

    このビルド・プロセスでは多数の警告メッセージが表示されますが、いずれも無視してかまいません。

  3. 実行時の構成

    Apache 構成ファイル httpd.conf を編集します。標準の Apache では、このファイルは以下の場所に配置されています。

    C:\Program Files\Apache Group\Apache\conf

    拡張子 .csp.cls、または .zen を含む要求されたファイルに対して CSP エンジンを呼び出す場合は、以下のセクションを httpd.conf の最後に追加します。

    AddHandler isapi-isa dll
    AddHandler isapi-isa csp
    AddHandler isapi-isa cls
    AddHandler isapi-isa zen
    AddHandler isapi-isa cxw
    Alias /csp/ /cache-install-dir/csp/
    <Directory "c:/cache-install-dir/csp">
            AllowOverride None
            Options MultiViews 
    FollowSymLinks ExecCGI
            Require all granted
            <FilesMatch ".(log|ini|pid|exe)$">
                    Require all denied
            </FilesMatch>
    </Directory>
    Alias /csp/bin/Systems/Module.cxw 
    /csp/bin/CSPmsSys.dll
    
    
  4. httpd.conf の変更後に、Apache を再起動します。

Apache および ISAPI を使用したゲートウェイの運用および管理

CSP ウェブゲートウェイ管理ページにアクセスするには、ブラウザで以下の場所のいずれかを指定します。

http://localhost:<port_no>/csp/bin/Systems/Module.cxw 
http://localhost:<port_no>/csp/bin/CSPmsSys.dll

承認されないユーザであることを通知するエラー・メッセージが表示された場合は、"セキュリティの考慮事項" を参照してください。

.csp.cls、および .zen 拡張子を含むファイルが要求されると、CSP エンジンが自動的に呼び出されます。以下はその例です。

http://localhost:<port_no>/csp/samples/menu.csp

Microsoft Windows 向けにロック・ダウンした Apache 環境

Apache がロック・ダウンされているために、Apache ファイル・システムの外部のファイルにアクセスするようにサーバを簡単に構成できない場合があります。

このようなロック・ダウンの構成では、上記のセクションで説明した CSP ゲートウェイ構成で CSP リソースにアクセスしようとすると、HTTP 403 Forbidden のエラー・コードが返されます。これらの安全な構成を使用するには、以下の手順に従います。

\cache-install-dir\csp\

上記にあるファイル・システムを、以下の Apache ルートの場所にコピーします。

C:\Program Files\Apache Group\Apache\

Apache 構成で指定したパスを適切に変更します。

Apache で用意されている事前構成されたディレクトリで機能するように、CSP ゲートウェイを構成する方法もあります。

  1. CGI モジュールを以下にコピーします。C:\Program Files\Apache Group\Apache\cgi-bin\

    copy c:\cache-install-dir\csp\bin\*cgi*.exe C:\Program Files\Apache Group\Apache\cgi-bin\
    
  2. API モジュールを C:\Program Files\Apache Group\Apache\modules にコピーします。

    copy c:\cache-install-dir\csp\bin\*.dll C:\Program Files\Apache Group\Apache\modules\
    
  3. 静的ファイル (およびそのサブディレクトリ) を C:\Program Files\Apache Group\Apache\htdocs\csp\samples にコピーします。

    copy c:\cache-install-dir\csp\samples\*.* \
    C:\Program Files\Apache Group\Apache\htdocs\csp\samples\ 
    copy c:\cache-install-dir\csp\broker\*.* \
    C:\Program Files\Apache Group\Apache\htdocs\csp\broker\
    copy c:\cache-install-dir\csp\sys\*.* \
    C:\Program Files\Apache Group\Apache\htdocs\csp\sys\
    
  4. NSD コンポーネント (必要な場合) を C:\Program Files\Apache Group\Apache\nsd にインストールします。

Apache で事前構成されたディレクトリを使用すると、httpd.conf での CSP ゲートウェイの構成が簡単になります。修正した構成ブロックを以下に示します。

推奨オプションの構成 : Apache API モジュール (CSPa.dll)

LoadModule csp_module_sa
    C:/Program Files/Apache Group/Apache/modules/CSPa24.dll
<Location "/csp/bin/Systems/">
    SetHandler csp-handler-sa
</Location>
<Location "/csp/bin/RunTime/">
    SetHandler csp-handler-sa
</Location>
CSPFiletypes csp cls zen cxw

特殊オプション 2 の構成 : NSD を使用した CGI モジュール (nph-CSPcgi.exe)

<LocationMatch "/*\.([Cc][Ss][Pp]|[Cc][Ll][Ss]|[Zz][En][Nn])$">
AllowOverride None
Options FollowSymLinks ExecCGI
Require all granted
</LocationMatch>
ScriptAliasMatch /csp/bin/Systems/Module.cxw "C:/Program Files/Apache Group/Apache/cgi-bin/nph-CSPcgiSys.exe"
ScriptAliasMatch /csp/bin/RunTime/Module.cxw "C:/Program Files/Apache Group/Apache/cgi-bin/nph-CSPcgi.exe"
ScriptAliasMatch /*\.([Cc][Ss][Pp]|[Cc][Ll][Ss])$ "C:/Program Files/Apache Group/Apache/cgi-bin/nph-CSPcgi.exe"
         

特殊オプション 3 の構成 : NSD を使用した Apache API モジュール (mod_csp24.dll)

LoadModule csp_module \
         C:/<cache-install-dir>/Apache Group/Apache/modules/mod_csp24.dll
<LocationMatch "/*\.([Cc][Ss][Pp]|[Cc][Ll][Ss]|[Zz][En][Nn])$">
SetHandler csp-handler
</LocationMatch>
ScriptAliasMatch /csp/bin/Systems/Module.cxw "C:/Program Files/Apache Group/Apache/cgi-bin/nph-CSPcgiSys.exe"
ScriptAliasMatch /csp/bin/RunTime/Module.cxw "C:/Program Files/Apache Group/Apache/cgi-bin/nph-CSPcgi.exe"

特殊オプション 4 の構成 : ISAPI モジュール (CSPms.dll)

従来のみ

AddHandler isapi-isa dll
AddHandler isapi-isa csp
AddHandler isapi-isa cls
AddHandler isapi-isa zen
AddHandler isapi-isa cxw
Alias /csp/bin/Systems/Module.cxw /csp/bin/CSPmsSys.dll

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