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その他の Caché %Net ツール

ここでは、%Net にあるその他の便利なクラスの一部を簡単に説明します。

Caché には、ユーティリティ・クラス %Net.URLParserOpens in a new tab が用意されており、これを使用して、URL 文字列をコンポーネント部分に解析することができます。これは、例えば、HTTP 要求をリダイレクトする場合などに便利です。

このクラスは、1 つのクラス・メソッド Parse() を含みます。このメソッドは、URL 値を含む文字列を取り、URL の一部を含む配列を参照によって返します。以下はその例です。

Set url = "http://www.intersys.com/main.csp?QUERY=abc#anchor"
Do ##class(%Net.URLParser).Parse(url,.components)

components はこの URL の配列部を含みます。

要素 説明
components(“scheme”) http: この URL で指定される転送スキーマ
components(“netloc”) www.intersys.com URL のネットワーク・アドレス
components(“path”) /main.csp URL のファイル・パス
components(“query”) QUERY=abc URL に関連するクエリ文字列
components(“fragment”) anchor URL のフラグメント (# 文字に続く)

詳細は、%Net.URLParserOpens in a new tab のクラス・ドキュメントを参照してください。

%Net.CharsetOpens in a new tab を使用して、Caché 内の MIME 文字セットを表し、これらの文字セットを Caché ロケールにマップすることができます。このクラスは、以下のクラス・メソッドを提供します。

  • GetDefaultCharset() は、現在の Caché ロケールの既定の文字セットを返します。

  • GetTranslateTable() は、指定された入力文字セットの Caché 変換テーブルの名前を返します。

  • IsLocaleUnicode() は、現在のロケールが Unicode かどうかを示します。

  • TranslateTableExists() は、指定された文字セットの変換テーブルがロードされているかどうかを示します。

メソッド・シグニチャについては、%Net.CharsetOpens in a new tab のクラス・ドキュメントを参照してください。

文字セットと変換テーブルの詳細は、"Caché 専用のシステム/ツールおよびユーティリティ" の “各国言語サポートのシステム・クラス” を参照してください。

%Net.TelnetStreamOpens in a new tab を使用して、Windows NT Telnet.exe のハンドシェーク動作をエミュレートできます。詳細は、%Net.TelnetStreamOpens in a new tab のクラス・ドキュメントを参照してください。

%Net セキュリティ・クラス

%Net パッケージには、認証およびセキュリティのための多くのクラスが用意されています。詳細は、広範なクラス・ドキュメントを参照してください。

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