サポート対象バージョン間の相互運用性
このセクションでは、インターシステムズ社製品の異なるバージョン間の相互運用性について述べています。
バージョン間の相互運用性テーブル
次のテーブルは、今回のリリースと前回のリリースのインターシステムズ社製品におけるバージョン間の互換性を示しています。
例えば、Caché 2017.2 システムは、Caché 5.1 サーバ (またはそれ以降) のシャドウの宛先になることができます。また、それとは逆に、Caché 2007.1 システム (またはそれ以降) のみが 2017.2 サーバで作成されたジャーナル・ファイルのシャドウの宛先になることができます。
Caché 5.2 サーバ (またはそれ以前) と 2007.1 サーバ (またはそれ以降) を含む Caché 混合クラスタはサポートされません。
コンポーネント | クライアント/接続先 | サーバ/ソース |
---|---|---|
CSP ゲートウェイ 4 | 2012.2、2013.1、2014.1、2015.1、2015.2、2016.1、2016.2、2017.1、2017.2 | 2017.2 以前 |
ECP 1 | 5.1、5.2、2007.1、2008.1、2008.2、2009.1、2010.1、2010.2、2011.1、2012.1、2012.2、2013.1、2014.1、2015.1、2015.2、2016.1、2016.2、2017.1、2017.2 | 5.1、5.2、2007.1、2008.1、2008.2、2009.1、2010.1、2010.2、2011.1、2012.1、2012.2、2013.1、2014.1、2015.1、2015.2、2016.1、2016.2、2017.1、2017.2 |
バックアップ・リストア | 2007.1、2008.1、2008.2、2009.1、2010.1、2010.2、2011.1、2012.1、2012.2、2013.1、2014.1、2015.1、2015.2、2016.1、2016.2、2017.1、2017.2 | 5.0、5.1、5.2、2007.1、2008.1、2008.2、009.1、2010.1、2010.2、2011.1、2012.1、2012.2、2013.1、2014.1、2015.1、2015.2、2016.1、2016.2、2017.1、2017.2 |
ジャーナル・リストア | 2007.1、2008.1、2008.2、2009.1、2010.1、2010.2、2011.1、2012.1、2012.2、2013.1、2014.1、2015.1、2015.2、2016.1、2016.2、2017.1、2017.2 | 5.0、5.1、5.2、2007.1、2008.1、2008.2、009.1、2010.1、2010.2、2011.1、2012.1、2012.2、2013.1、2014.1、2015.1、2015.2、2016.1、2016.2、2017.1、2017.2 |
ミラーリング 3 | 2010.2、2011.1、2012.1、2012.2、2013.1、2014.1、2015.1、2015.2、2016.1、2016.2、2017.1、2017.2 | 2010.2、2011.1、2012.1、2012.2、2013.1、2014.1、2015.1、2015.2、2016.1、2016.2、2017.1、2017.2 |
シャドウイング | 2007.1、2008.1、2008.2、2009.1、2010.1、2010.2、2011.1、2012.1、2012.2、2013.1、2014.1、2015.1、2015.2、2016.1、2016.2、2017.1、2017.2 | 5.1、5.2、2007.1、2008.1、2008.2、2009.1、2010.1、2010.2、2011.1、2012.1、2012.2、2013.1、2014.1、2015.1、2015.2、2016.1、2016.2、2017.1、2017.2 |
スタジオ 2 | 2012.2、2013.1、2014.1、2015.1、2015.2、2016.1、2016.2、2017.1、2017.2 | 2007.1、2008.1、2008.2、2009.1、2010.1、2010.2、2011.1、2012.1、2012.2、2013.1、2014.1、2015.1、2015.2、2016.1、2016.2、2017.1、2017.2 |
xDBC | 5.0.13 以降 | 5.0.13 以降 |
1 ミラーリングされたデータ・サーバに接続されている ECP アプリケーション・サーバのバージョンは 2010.2 以降でなければなりません。ECP 経由でオブジェクト・ベースのアプリケーションを実行するには、サーバとクライアントで同じバージョンの製品を使用する必要があります。
2 Caché スタジオは上位互換ではありません。上位のバージョンのシステムには接続できません。クライアント上の Caché スタジオのバージョンは、接続先である Caché サーバと同じバージョンか、それ以降のバージョンにする必要があります。この制限はメンテナンス・リリースには適用されません。
3 レポート非同期メンバのみ、ミラーの他のメンバと異なるバージョンにすることができます。このテーブルでは、[クライアント/接続先] はレポート非同期メンバを表し、[サーバ/ソース] はフェイルオーバー・メンバおよび災害復旧 (DR) 非同期メンバを表します。ミラーのフェイルオーバー・メンバおよびすべての DR 非同期メンバは、同じバージョンでなければなりません。ただし、"Caché インストール・ガイド" の “Caché のアップグレード” の章の "ミラーリングを使用した最小ダウンタイムのアップグレードOpens in a new tab" に記載されているアップグレード手順のいずれかを行っている間のみ、このテーブルで定義されているリリースの範囲内であれば異なるバージョンでもかまいません。
4 ミラー認識 CSP ゲートウェイは、ミラーリングされたインスタンスがバージョン 2016.1 以降の場合のみ構成することができます。
サポート対象アップグレードパス
Caché の本リリースは、2009.1 およびそれ以降の製品から直接アップグレードすることができます。しかし、2Kブロックサイズのデータベースを使用している 2012.1 以前の製品をアップグレードする場合は、まず8Kフォーマットに変換する必要があります。手順は Caché インストール・ガイド の “Caché のアップグレード” の章のサポート対象アップグレード・パスOpens in a new tab に記述されています。フォーマット変換後、2012.x以降にアップグレードしてください。
2009.1 より古いバージョンから本リリースにアップグレードする場合は、最初に 2009.1以降にアップグレードを行い、そのあと本リリースにアップグレードしてください。(該当する場合は、2Kブロックサイズのデータベースの変換も行ってください) 古いバージョンからのアップグレードのヘルプが必要な場合は、インターシステムズのサポート窓口Opens in a new tab (WRC) までお問い合わせください。