Goto
プログラムの実行を指定された場所に移動します。
Synopsis
Goto label
引数
label | Goto 操作のターゲットを指定する行ラベル。ラベルは、後にコロン接尾語が続く有効な識別子です。詳細は、"Caché Basic の使用法" の "Labels" を参照してください。Goto label 参照の指定時は、コロン接尾語を付けても、付けなくてもかまいません。 |
説明
Goto 文は、プログラムの実行を即座に、label で指定されたプログラム上の行の場所に移します。指定した行は Goto 文と同じプロシージャ内になければなりません。そうしないとコンパイル時エラーが発生します。
label 引数は、現在のプログラム中の既存のラベルを指定します。ラベルのコロン接尾語は省略できます。ラベル名では、大文字と小文字が区別されます。存在しないラベル名を指定すると、実行時エラーが発生します。
例
以下の例は、Goto 文の使用法を示しています。label 引数には、コロン接尾語を付けても、付けなくてもかまわない点に注意してください。
Mod1:
Println "Mod1"
Goto Mod2
Println "skipped over"
Mod2:
Println "Mod2"
Goto Mod4:
Mod3:
Println "skipped Mod3"
Mod4:
Println "Mod4"
以下の例は、1 行に複数のラベルを表示できることを示しています。
Mod1:
Println "Mod1"
Goto Mod3:
Println "skipped over"
Mod2: Mod3:
Println "Mods 2 and 3"
Goto Mod4:
Mod4:
Println "Mod4"
関連項目
-
Basic : On Error Goto 文
-
ObjectScript : GOTO コマンド
-
"Caché Basic の使用法" の “言語構造” の章の "Labels"