<CSP:CLASS>
Synopsis
<CSP:CLASS SUPER="MyApp.MyPage">
属性
一般的な属性
属性 | 説明 | 値 |
---|---|---|
DOMAIN | %CSP.ResponseOpens in a new tab オブジェクトの Domain プロパティにあるメッセージ・ドメインの既定値 | 文字列 |
ENCODED | このページのクエリ・パラメータを暗号化するかどうかを指定 (0= 暗号化しない、1= 暗号化する、2= 暗号化し、暗号化されていないものを削除) | “0”、“1”、“2” |
ERRORPAGE | カスタム CSP エラー・ページの名前 | 文字列 |
EXPIRES | %CSP.ResponseOpens in a new tab オブジェクトの Expires プロパティに対する既定値 | 文字列 |
IMPORT | インポートされたパッケージのコンマで区切られたリスト | 文字列 |
INCLUDES | 生成された CSP クラスの、コンマで区切られたインクルード・ファイル・リスト | 文字列 |
PRIVATE | ページを PUBLIC または PRIVATE に指定 | ブーリアン値 |
SUPER | スーパークラスのコンマで区切られたリスト | 文字列 |
概要
CSP:CLASS タグは、CSP ページのコンパイル時に生成されるクラスの特徴を指定します。
特定の CSP ページで複数の CSP:CLASS タグを使用している場合、すべてのタグの累積された属性値が使用されます。同じ属性が複数のタグで表示された場合、ページに現れた最後のタグの値が使用されます。
ページのスーパークラス
各 CSP ページは、Caché クラスとして実装されます。したがって、1 つ以上のスーパークラスから振る舞い (メソッド) を継承できます。基本的な CSP ページの機能は、各 CSP ページの既定のスーパークラスである %CSP.PageOpens in a new tab クラスから提供されます。また、他のスーパークラスを指定して、独自の CSP ページで使用できる専用のメソッドを生成できます。これには、CSP:CLASS タグの SUPER 属性を使用します。
<CSP:CLASS SUPER="classlist">
classlist は、コンマで区切られた、有効なクラス名のリストです。リストの最初のクラスは、%CSP.PageOpens in a new tab、またはこのクラスから直接継承するクラスにする必要があります。SUPER 属性は、CSP ページのコンパイル時に生成されるクラスのスーパークラスを指定します。クラス定義の詳細は、"Caché クラス定義リファレンス" のリファレンス "クラス定義" にある "クラス定義" を参照してください。
例えば、MyApp.MyMethods というヘルパー・クラスを継承する CSP ページを指定するには、次のように記述します。
<CSP:CLASS SUPER="%CSP.Page,MyApp.MyMethods">
これにより、複数の CSP のページで共通に使用する機能を簡単に実現できます。
ページの可視性
CSP ページは "パブリック" でも "プライベート" でも使用できます。パブリック CSP ページは新規セッションを開始でき、1 つのセッションの範囲外でも有効な永続 URL を持ちます。したがって、ブックマークや、あらゆる Web ページからのリンクが可能です。
プライベート CSP ページは、新規セッションを開始できません。1 つのセッション中でのみ有効な、コード化された URL からアクセスします。したがって、同じセッション内の別の CSP ページからしかリンクできず、ブックマークを作成できません。
既定では、CSP ページはパブリックです。CSP:CLASS タグの PRIVATE 属性を使用すると、CSP ページをプライベートに設定できます。
<CSP:CLASS PRIVATE="1">
また、ENCODED 属性を使用すると、CSP ページの“コード化”を制御できます。
ページの可視性についての詳細は、"Caché Server Pages (CSP) の使用法" ドキュメントの "認証と暗号化" セクションを参照してください。
Import 指示文と Include 指示文
CSP ページのコンパイル時に生成されるクラスには、IMPORT 属性を使用して、1 つ以上のパッケージを指定してインポートできます。
<CSP:CLASS IMPORT="MyPackage">
同様に、INCLUDE 属性を使用して、生成されたクラスが使用する 1 つ以上の Caché インクルード・ファイル (.INC) を指定できます。
<CSP:CLASS INCLUDES="MyInclude">