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ASCII

文字列式の最初の文字 (左端にある文字) を整数 ASCII コード値として返す、文字列関数です。

Synopsis

ASCII(string-expression)
{fn ASCII(string-expression)}

引数

string-expression 列の名前、文字列リテラル、他のスカラ関数の結果などを表すことができる文字列式。基本となるデータ型は、任意の文字タイプ (CHAR や VARCHAR など) とすることができます。CHAR タイプや VARCHAR タイプの文字列式です。

概要

NULL または空文字列値を渡すと、ASCII は NULL を返します。NULL を空文字列に返すことは SQL サーバとの整合性が取れています。

ASCII は、{ } 括弧構文による ODBC スカラ関数、または SQL 汎用関数として呼び出せる点に注意してください。

以下の例はどちらも、文字 Z の ASCII 値である 90 を返します。

SELECT ASCII('Z') AS AsciiCode
SELECT {fn ASCII('ZEBRA')} AS AsciiCode 

Caché SQL は数値をキャノニック形式に変換してから、ASCII 変換を実行します。以下の例は、数値 7 の ASCII 値である 55 を返します。

SELECT ASCII(+007) AS AsciiCode

数値を文字列として指定すると、この数値の解析は実行されません。以下の例は、プラス (+) 文字の ASCII 値である 43 を返します。

SELECT ASCII('+007') AS AsciiCode 

関連項目

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