QUARTER
Synopsis
{fn QUARTER(date-expression)}
引数
date-expression | 列の名前や、他のスカラ関数の結果、または日付やタイムスタンプ・リテラルである式。 |
概要
QUARTER は 1 ~ 4 の整数を返します。四半期は、Caché 日付整数、$HOROLOG 値や $ZTIMESTAMP 値、ODBC 形式の日付文字列、またはタイムスタンプに基づいて計算されます。
date-expression タイムスタンプはデータ型 %Library.TimeStampOpens in a new tab (yyyy-mm-dd hh:mm:ss.fff) です。
タイムスタンプの時刻部分は評価されないので省略可能です。date-expression は、%Library.FilemanDate、%Library.FilemanTimestamp、%MV.Date のいずれかのデータ型として指定することもできます。
四半期の期間は以下のとおりです。
四半期 | 期間 |
---|---|
1 | 1 月 1 日から 3 月 31 日まで (90 日または 91 日) |
2 | 4 月 1 日から 6 月 30 日まで (91 日) |
3 | 7 月 1 日から 9 月 30 日まで (92 日) |
4 | 10 月 1 日から 12 月 31 日まで (92 日) |
QUARTER は、日付/時刻文字列の月の部分のみを評価します。QUARTER は、ユーザの指定値に対して値や範囲チェックを実行しません。無効な月の値の場合、月 = 0 では 1 が返され、月 > 12 では 4 が返されます。
DATEPART または DATENAME 関数を使用しても、同じ四半期情報を取得できます。DATEPART および DATENAME は、正式な日付文字列上で値と範囲チェックを実行します。DATEADD または TIMESTAMPADD 関数を使用して、指定した四半期数で日付をインクリメントできます。
この関数は、ObjectScript から QUARTER()Opens in a new tab メソッド呼び出しを使用して呼び出すこともできます。
$SYSTEM.SQL.QUARTER(date-expression)
例
以下の例は、与えられた日付 (2 月 25 日) が 1 年の第 1 四半期内にあるので、どちらも 1 を返します。
SELECT {fn QUARTER('2004-02-25')} AS Q_Given
SELECT {fn QUARTER(59590)} AS Q_Given
以下の例は、すべて現在の四半期を返します。
SELECT {fn QUARTER({fn NOW()})} AS Q_Now,
{fn QUARTER(CURRENT_DATE)} AS Q_CurrD,
{fn QUARTER(CURRENT_TIMESTAMP)} AS Q_CurrTstamp,
{fn QUARTER($ZTIMESTAMP)} AS Q_ZTstamp,
{fn QUARTER($HOROLOG)} AS Q_Horolog