DisplayContact
DisplayContact メソッドを使用すると、Contact インスタンスの情報を、GUI の [連絡先情報の編集] セクションに表示できます。このメソッドは、ツリー選択イベントのイベント・ハンドラである treeView1_AfterSelect によって呼び出されます。このメソッドは、以下を実行します。
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string 型の 1 つの引数を受け入れます。この引数は、表示される Contact のオブジェクト ID を表します。
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指定された ID を持つ Contact インスタンスを開き、そのインスタンスをクラス変数 curContact に割り当てます。ただし、CacheStatus 型の変数である status は、out パラメータとして Open に渡されます。メソッドが実行された後、この変数には、オブジェクトを開こうとした際に生成された任意の状態情報が格納されます。
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この状態により、オブジェクトを開く際に問題が発生していたと判断された場合、DisplayContact はメッセージを表示します。
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この状態により、オブジェクトを開く際に問題は発生していないと判断された場合、DisplayContact は GUI 要素を更新し、Contact インスタンスの情報を表示します。
完成したメソッドは以下のとおりです。このメソッドの本文を、PhoneFormObj.cs の DisplayContact スタブに追加します。
private void DisplayContact(string id)
{
curContact = Contact.OpenId(cnCache, id, out status);
if (!status.IsOK)
{
MessageBox.Show(status.Message);
}
else
{
txtConId.Text = curContact.Id();
txtConName.Text = curContact.Name;
comboBox1.SelectedItem = curContact.ContactType;
}
}