クリーンアップ

アプリケーションが終了したときに CMP で使用していたリソースを解放するためのコードをプロジェクトに追加する必要があります。すべての .NET プロキシ・オブジェクトと CacheConnection では、この目的のために Dispose メソッドを実装しています。

例えば、アプリケーションに Dispose メソッドを実装している場合は、Caché への接続とすべての .NET プロキシ・オブジェクトを廃棄するようにそのメソッドを変更する必要があります。

.NET Windows Form で Dispose メソッドを使用した例を以下に示します。Caché への接続とすべての .NET プロキシ・オブジェクトを廃棄するコードは、手動で追加する必要があります。Visual Studio では、残りのコードが自動的に生成されます。

protected override void Dispose(bool disposing)
{
  if (disposing && (components != null))
  {
    components.Dispose();
    //Clean up the database connection
    if (cnCache != null) cnCache.Dispose();
    //Clean up a proxy object
    if (proxyObj !=null) proxyObj.Dispose();
   }
  base.Dispose(disposing);
}      

上記の例では、cnCache は CacheConnection を示し、proxyObj は .NET プロキシ・オブジェクトを示します。