最初のルーチン
これまでの学習で、実際のルーチンを記述する準備ができました。これは最も簡単なデータ入力ルーチンであり、スタジオ開発環境の導入としても役立ちます。タスク・バーにある Caché のキューブ・アイコンをクリックし、メニューから [スタジオ] を選択してください。
スタジオを初めて使用する際、ネームスペースを選択する必要があります。ターミナルで行ったように、SAMPLES を選択します。接続すると、スタジオ・インタフェースや Default_UnknownUser と呼ばれる既定 (空) プロジェクトが表示されます。ここをクリックすると、インタフェースの簡単な説明が表示されます (再度このページに戻るには、ブラウザの [戻る] ボタンを使用してください)。
スタジオを以前使用したことがある場合は、最後に使用したネームスペースに接続します。SAMPLES ネームスペースに変更するには、[ファイル]→[ネームスペース変更] をクリックします。
hello と呼ばれるルーチンの例を以下に示します。このチュートリアルにある例はすべて、SAMPLES 内の COS プロジェクトで参照できます。これをロードするには、[ファイル]→[プロジェクトを開く] をクリックし、[COS] を選択します。プロジェクトを開いた後、hello.mac では、[ルーチン] フォルダにルーチンのソース・コードが表示されます。ここ で参照した root ルーチンのソースは root.mac にあります。
hello ; hello world routine
write !, "hello world"
write !, "bye"
end quit ; end