CSP マークアップ言語
CSP マークアップ言語は、ページ実行のフロー制御に使用できる一連のタグで構成されます。このタグは、ObjectScript および Caché Basic の機能を抽象化します。これにより開発者は、ObjectScript や Basic に関する詳細な知識がなくても動的な CSP ページを作成できます。 これらのタグは以下のとおりです。
タグ | 属性 | 説明 |
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<csp:include> |
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あるページのコンテンツを別のページに組み込みます。アプリケーション全体のページ・コンテンツをモジュール化するメカニズムです。 |
<csp:loop> |
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ObjectScript や Basic の for ループの機能を提供します。指定した回数だけコード・ブロックを繰り返します。 |
<csp:while> |
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ObjectScript や Basic の while ループの機能を提供します。制御条件が false と評価されるまで、コード・ブロックを繰り返します。condition の評価は、counter インクリメントの前に発生することに注意してください。counter 変数は、ループの実行回数をカウントします。 |
タグ | 属性 | 説明 |
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<csp:if>、<csp:elseif>、<csp:else> |
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ObjectScript や Basic の if、elseif、else の条件構造を提供します。<csp:if> の範囲内では、複数の <csp:elseif> や、最後の <csp:else> を入れ子にすることができます。 |
<csp:query> |
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Caché クラスで定義されたクラス・クエリを実行します。クエリ結果を格納した %ResultSetOpens in a new tab オブジェクトを CSP コードに返します。結果の繰り返し処理には、<csp:while> を使用します。 |
<csp:comment> |
N/A |
CSP ページ内のコメントの範囲を指定します。コメントは、クライアントに送信されるコンテンツには組み込まれません。クライアントに送信するコメントを組み込むには、HTML スタイルのコメント・デリミタである <!-- --> を使用します。 |
CSP タグの詳細は、"Caché Server Pages の使用法" の "CSP におけるタグを使用した開発" を参照してください。CSP タグのリストは、"CSP および HTML タグ・リファレンス" の "CSP タグ" を参照してください。