オブジェクト
背景情報
オブジェクトは、1 つのセットとして共に格納され、渡される一連の値のためのコンテナです。オブジェクトは、多くの場合、患者、診断結果、取引などの実社会のエンティティに対応しています。
オブジェクトを表現可能なクラスを定義するには、コアとなるインターシステムズのオブジェクト・クラスから継承したクラスを作成します。そのクラスのインスタンスはオブジェクトです。詳細は、"Caché オブジェクトの使用法" を参照してください。
使用可能ツール
登録オブジェクトを定義します。これらのオブジェクトは作成できますが、保存することはできません。登録オブジェクトは、格納する必要のない関連する一連の値を保持できるため便利です。
可用性 : 全ネームスペース。
永続オブジェクトを定義します。これらのオブジェクトは、作成および保存できます。
永続クラスは、Caché SQL を使用してアクセスできるテーブルに自動的に投影されます。
可用性 : 全ネームスペース。
シリアル・オブジェクトを定義します。シリアル・クラスは、別のオブジェクトのプロパティとして使用するためのものです。これらのオブジェクトは、作成および削除できますが、それらを含むオブジェクトとは別に単独で保存したり、開くことはできません。
これらのオブジェクトは、永続オブジェクトに含まれている場合、SQL に自動的に投影されます。
可用性 : 全ネームスペース。
これらのクラスについては、"Caché オブジェクトの使用法" で詳しく説明します。