<CSP:OBJECT>
オブジェクト・インスタンスを生成します。
Synopsis
<CSP:OBJECT>
属性
一般的な属性
属性 | 説明 | 値 |
---|---|---|
CLASSNAME | オブジェクトのクラス名 | 有効なクラス名 |
NAME | オブジェクトの参照に使用するローカル変数名 | 有効なローカル変数名 |
OBJID | オブジェクトを開く際に使用するオブジェクト識別子の値 | 文字列 |
概要
CSP:OBJECT タグは、ページに Caché オブジェクトを配置します。CSP:OBJECT タグは、NAME 属性で名前を指定したローカル変数が、CLASSNAME 属性で指定したクラスのインスタンスへの参照を含むように指定します。 OBJID 属性が NULL でない値を持つ場合は、OBJID 属性の値を使用して %OpenId を呼び出すことにより、オブジェクト・インスタンスが生成されます。オブジェクトは、サーバからのページ供給が完了したときにクローズします。
通常、CSP:OBJECT タグは、オブジェクト・インスタンスを生成するために使用し、そのプロパティは、CSP BIND 機能により、HTML フォームの要素に結合されます。
例えば、以下のコードは、Sample.Person クラスのインスタンスを生成し、HTML 入力フィールドに Name と SSN プロパティを結合します。
<!-- Open Person Object with ID of 1 -->
<CSP:OBJECT NAME="person" CLASSNAME="Sample.Person" OBJID="1">
<!-- Define an HTML form and bind it to the object -->
<FORM NAME="MyForm" CSPBIND="person">
Name: <INPUT NAME="Name" CSPBIND="Name"><BR>
SSN: <INPUT NAME="SSN" CSPBIND="SSN">
</FORM>
詳細は、"Caché Server Pages (CSP) の使用法" の "データベース・アプリケーションの構築" の章を参照してください。