Contact と PhoneNumber の生成
CSPTutorial.Contact または CSPTutorial.Contact と PhoneNumber のクラス定義を含む XML ファイルをインポートすると、Caché でクラスのサンプル・インスタンスを生成できます。手順は以下のとおりです。
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クラスをコンパイルします。これを行うには、スタジオで、[ビルド]→[コンパイル] をクリックします。
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クラスをインストールおよびコンパイルしたネームスペースで、ターミナルを開きます。ターミナルが目的のネームスペースで開かない場合は、ZN コマンドを使用してネームスペースを変更します。例えば、SAMPLES ネームスペースでターミナルを開いており、クラスが USER にインストールされている場合は、次のように入力します。
SAMPLES>ZN "USER" USER>
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Populate メソッドを呼び出して、Contact を生成します。単一の整数の引数によって、作成するインスタンスの数を指定します。親子関係が存在するため、PhoneNumber を生成する前に Contact を生成しておく必要があります。
USER>Do ##class(CSPTutorial.Contact).Populate(5) USER>
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PhoneNumber も生成する場合は、以下のように同様の手順を実行します。
USER>Do ##class(CSPTutorial.PhoneNumber).Populate(15) USER>
CSPTutorial.PhoneNumber を生成する前に、CSPTutorial.Contact を生成しておく必要があります。これは、2 つのクラス間の関係によるものです。
Caché データ生成ユーティリティの詳細は、"Caché オブジェクトの使用法" の "Caché データ生成ユーティリティ" を参照してください。