例 : テスト・クラスの作成とエクスポート
クラス MyPackage.TestMe には、2 つの整数を加算する Add というメソッドがあります (このクラスは、このチュートリアルでインポートした UnitTestExamples.xml ファイルに収められています)。この例では、Add メソッドが 2 つの整数を正しく加算するかどうかを検証するユニット・テストを作成し、実行します。
ユニット・クラスが含まれたテスト・クラスを作成します。手順は以下のとおりです。
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スタジオを使用して、MyPackage パッケージに Tests という新しいクラスを作成します。Tests は、%UnitTest.TestCaseOpens in a new tab を拡張する必要があります。
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次の TestAdd というメソッドを追加し、Tests をコンパイルします。
Method TestAdd() { do $$$AssertEquals(##class(MyPackage.TestMe).Add(2,2),4, "Test Add(2,2)=4") do $$$AssertNotEquals(##class(MyPackage.TestMe).Add(2,2),5,"Test Add(2,2)'=5") }
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ユニット・テスト・ディレクトリにある XML ファイルにクラス Tests をエクスポートします。まだテスト・ディレクトリを作成していない場合は、作成します。この例では、C:\unittests\mytests\ を使用します。
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スタジオで、[ツール]→[エクスポート] をクリックします。
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[追加] をクリックし、Tests.cls をクリックします。
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[参照] をクリックし、ユニット・テスト・ディレクトリに移動します。この例では、C:\unittests\mytests\ です。 このディレクトリが存在しない場合は、ここで作成してください。
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新しい XML ファイルの名前を入力します。この例では、「Tests」と入力します。
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[OK] をクリックします。
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システムにより、テスト・クラスが含まれる Tests.xml ファイルがディレクトリ C:\unittests\mytests\ に作成されます。
この場合のディレクトリ名 mytests は、1 組のテストの名前であり、^UnitTestRoot によって指定されたディレクトリの子にもなっています (Manager.RunTest(“mytests”) を実行すると、mytests ディレクトリにあるすべてのテストが実行されます)。