演習
次の演習では、このチュートリアルの第 II 章と第 III 章で構築した Zen Contacts アプリケーションに機能を追加する手順を説明します (ソリューション・ファイルの場所については、下記のメモを参照してください)。ここで追加する機能により、ユーザは、連絡先の電話番号に関する情報を表示、作成、編集、および削除できるようになります。具体的に、この新しい機能には以下が含まれます。
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選択した連絡先の電話番号を表示するテーブル。ユーザが Contact テーブルの view phones リンクをクリックすると、その連絡先の電話番号 (番号とタイプ) が表示されたテーブルがページに表れます。
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電話番号の編集フォーム。電話番号テーブルの各行には、edit リンクが含まれます。ユーザがこのリンクをクリックすると、編集フォーム (連絡先編集フォームのようなもの) が表示されます。ユーザはこのフォームを使って、選択した電話番号の情報を更新することができます。
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new phone リンク。ユーザがこのリンクをクリックすると、ページに電話番号の編集フォームが表示されます。ユーザはこのフォームを使用して新しい電話番号を作成し、Contact テーブルで現在選択されている連絡先に属する電話番号のセットに、この新しい電話番号を追加できます。
以下に、電話番号テーブルと電話番号の編集フォームの両方が表示された状態で、ブラウザにアプリケーションがどのように表示されるかを示します。
Contacts.xml、ZenContacts.xml、および CustomComponents.xml には、チュートリアルの "第 III 章" を通じて、完成済み Zen Contacts アプリケーションが含まれています。ファイルは <cachesys>\Dev\tutorial\zen にあります。Contacts.xml にはデータ・クラスが含まれます。CustomComponents.xml には、カスタム複合メニュー・コンポーネントが含まれます。ZenContacts.xml には、残りの Zen クラスが入っています。CustomComponents.xml をインポートし、MenuComposite をコンパイルしてから、残りの Zen クラスをインポートしてください。"第 II 章 : 準備" で説明されている手順に従って、ソリューション・クラスを Caché にロードします。ZenContactsExerciseSolution.xml には、演習の解答が含まれています。ZenContacts.xml の代わりにこれをロードして、完了した演習を表示します。