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PopError

エラー・ハンドラをスタックからポップ・オフするタイミングを指定します。

構文

[Miscellaneous]    PopError=n

n は、1 (真) または 0 (偽) のいずれかです。既定値は 0 です。

説明

Important:

このパラメータは互換性の目的でのみ保持されています。新しいアプリケーションの構築では使用しないでください。

PopError が有効な場合 (n = 1)、エラーがトリガされたときに、InterSystems IRIS® Data Platform によって現在のエラー・ハンドラがスタックからポップ・オフされます。この場合、インスタンスによって $ZTRAP エラー・ハンドラが呼び出されると、エラー・ハンドラはスタックから削除されます。そのため、エラー・ハンドラの実行中にエラーが発生した場合は、そのエラーはスタックの前のエラー・ハンドラによって処理されます。

このパラメータが有効ではない場合、通常の振る舞いが優先します。エラー・ハンドラが呼び出されても $ZTRAP エラー・ハンドラはアクティブなままです。この場合、インスタンスによって $ZTRAP エラー・ハンドラが呼び出されると、エラー・ハンドラは作成されたエラー・ハンドラのスタックに残ります。このため、エラー・ハンドラの実行中にエラーが発生すると、そのエラー・ハンドラが自分を呼び出そうとして同じエラーが再度返され、エラー・ハンドラが $ZTRAP を明示的に新しい値に設定するまで無限ループとなります。

このパラメータの変更

管理ポータルの [互換性] ページ ([システム管理] > [構成] > [追加設定] > [互換性]) で、[PopError] の行の [編集] を選択します。[PopError] を選択して、この設定を有効にします。

管理ポータルを使用する代わりに、Config.MiscellanousOpens in a new tab クラス (クラス・リファレンスを参照) で、またはテキスト・エディタで CPF を編集することによって、PopError を変更できます。

(インスタンス全体ではなく) 1 つのプロセスに対してのみこのパラメータを変更するには、%SYSTEM.ProcessOpens in a new tab クラスの PopError()Opens in a new tab メソッドを使用します。詳細は、クラスリファレンスを参照してください。

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