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インターシステムズの FHIR コンポーネント

インターシステムズ製品には、以下の FHIR® テクノロジが搭載されています。

FHIR サーバは、FHIR 要求を受信および処理する一方、FHIR リソースを内部リポジトリに格納したり、リポジトリから取得できるアーキテクチャを活用しています。インターシステムズ製品では、FHIR サーバ向けのすぐに使用可能なソリューションによってリソース・リポジトリがストレージとして使用されます。製品のライセンスによっては、FHIR サーバをリソース・リポジトリと共にインストールできないことがあります。その場合は、FHIR 相互運用アダプタを使用して、FHIR 要求を受信し、処理する必要があります。FHIR サーバを使用すると、サーバの内部アーキテクチャに到達するまで、要求を相互運用プロダクションを通じてルーティングできますが、これは必須ではありません。相互運用プロダクションを使用しない FHIR サーバの方が、はるかに高速になる可能性があります。

アプリケーションで FHIR 要求を受信し、処理する必要があるものの、リソースを内部ストレージに格納したり、内部ストレージから取得する必要がない場合は、FHIR サーバではなく、FHIR 相互運用アダプタを使用するのが最適な方法です。FHIR 相互運用アダプタは、FHIR サーバの内部アーキテクチャをインストールせずに、FHIR 要求の処理に必要なコンポーネントをインストールします。FHIR 相互運用アダプタは、常に相互運用プロダクションを使用して要求を処理します。

インターシステムズ製品では、相互運用プロダクションから、または ObjectScript アプリケーションから直接呼び出すことができる事前定義済みの一連の変換を使用して、HL7v2 などの FHIR 以外の標準で捕捉された医療データを FHIR に変換するために使用できます。FHIR を入力として取り、別の相互運用性標準に変える変換も、用意されています。これらの変換の中核となるのは、FHIR とインターシステムズの臨床データ形式である SDA との間での変換機能です。

インターシステムズのテクノロジでは、FHIR クライアントは相互運用ビジネス・ホストまたは ObjectScript アプリケーションです。ObjectScript アプリケーションは、外部 FHIR サーバのエンドポイントなのか、同じインターシステムズ製品内の FHIR アーキテクチャなのかに関係なく、FHIR エンドポイントへの要求を行います。FHIR クライアント・クラスは、FHIR サーバ上で FHIR 相互作用やオペレーションを実行するための簡単なメソッドを提供します。

インターシステムズ製品には、相互運用プロダクションから Amazon HealthLake データ・ストア内の FHIR リソースを取得、作成、削除、および更新できる受信アダプタと送信アダプタが付属します。

FHIRPath は、簡単な構文を使用して、FHIR リソースをナビゲートし、データを評価したり、そのフィールドから抽出できるようにする言語です。インターシステムズ製品では、リソースの評価に使用できる FHIRPath の関数と演算のサブセットを用意しています。

インターシステムズの製品には、HL7® FHIR® バルク・データ要求でクライアントと FHIR エンドポイントとの対話処理を仲介するバルク FHIR コーディネータが用意されています。一連の構成を入力できます。構成のそれぞれで FHIR エンドポイントを特定し、承認のタイプやファイルの場所など、バルク FHIR 相互作用で使用する各種パラメータを定義します。

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