クラス定義
背景情報
クラス・プログラミングの概要は、"Caché プログラミング入門ガイド" の “クラス・プログラミングの基本的な考え方” を参照してください。また、この主題に関する一般書籍も数多く出版されています。
Caché でのクラス定義の作成方法の詳細は、"Caché クラス定義リファレンス" の "Caché オブジェクトの使用法" を参照してください。Caché において、クラス・メンバとは、メソッド、プロパティ、パラメータ、またはクラス定義の要素を指します。
通常は、スタジオを使用して、クラスを作成、検査、コンパイル、およびエクスポートします。"スタジオの使用法" を参照してください。
使用可能ツール
永続クラスを提供します。これを使用して、クラス定義の調査、クラス定義の修正、新規クラスの生成を行うことができます。また、ドキュメントを自動生成するプログラムを記述することもできます。クラス定義クラスには、定義クラスとコンパイル・クラスの 2 つの並列セットがあります。例えば、%Dictionary.ClassDefinitionOpens in a new tab を使用してクラス定義を操作したり、%Dictionary.CompiledClassOpens in a new tab を使用してコンパイルされたクラスを操作できます。
%Library パッケージにも類似するクラスがありますが、後者のクラスの使用は推奨されません。
"Caché オブジェクトの使用法" の “クラス定義クラス” の章を参照してください。
可用性 : 全ネームスペース。
クラス定義とその他のスタジオ項目を操作するメソッドを提供します。これには、以下のものがあります。
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Compile()
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Delete()
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Export()
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ExportAllClasses()
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GetClassList()
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GetDependencies()
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IsUpToDate()
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MakeClassDeployed()
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ShowClasses()
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UnCompile()
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Upgrade()
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その他
可用性 : 全ネームスペース。
メモ
$SYSTEM 特殊変数は %SYSTEM パッケージに結合されます。これは、(ObjectScript の場合) ##class(%SYSTEM.class).method() の代わりに、$SYSTEM.class.method() を使用できることを意味します。