DateTimeConvert
Synopsis
DateTimeConvert(datetime,vbToInternal) DateTimeConvert(datetime,vbToExternal)
引数
datetime | 変換する日付と時刻。外部日付/時刻は、“10–22–1980 12:35:56” のように文字列として表します。内部日付/時刻は、5 桁の整数値がコンマで区切られた Caché $HOROLOG ($H) 日付/時刻形式で表します。 |
vbToInternal | 外部日付/時刻を内部形式 ($H 形式) に変換することを指定します |
vbToExternal | 内部日付/時刻 ($H 形式) を外部日付/時刻形式に変換することを指定します |
概要
DateTimeConvert 関数は外部日付/時刻を以下の形式で返します。
mm/dd/yyyy hh:mm:ss
先頭のゼロは表示されます。年は 4 桁で表示されます。
DateTimeConvert 関数は内部日付/時刻を以下の形式で返します。
ddddd,sssss.ff
ここで、“ddddd” は (1840 年 12 月 31 日からの) 日数のカウントです。“sssss” は (指定日における経過秒数の) 時刻のカウントで、“ff” はオプションの秒の小数部です。秒の小数部は外部形式から内部形式に変換する際は変換されず維持されます。内部形式から外部形式に変換する際は切り捨てられます。詳細は、"Caché ObjectScript リファレンス" の "$HOROLOG" を参照してください。
年を省略すると既定値の 2000 が使用されます。2 桁の年の既定値は、00 から 29 の場合 2000 年から 2029年で、30 から 99 の場合 1930 年から 1999 年です。
時刻部分を省略すると、既定で 00:00:00 が使用されます。
例
以下の例では、DateTimeConvert 関数は、内部形式で日付と時刻を返します。
Dim InDateTime
InDateTime = DateTimeConvert("Nov 11 1953 12:35:00",vbToInternal)
Println InDateTime
以下の例は、秒の小数部を含む外部日付/時刻を引数に取り、内部形式 ($HOROLOG) 値に変換します。その後、この内部値を外部形式の日付と時刻に変換します。
Dim GetDate,InDate, ExDate
GetDate = "1-12-1953 11:45:23.99"
Println GetDate
InDate = DateTimeConvert(GetDate,vbToInternal)
Println InDate
ExDate = DateTimeConvert(InDate,vbToExternal)
Println ExDate
以下の値が出力されます。
1-12-1953 11:45:23.99 40919,42323.99 01/12/1953 11:45:23
関連項目
-
Basic : DateConvert 関数
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Basic : TimeConvert 関数
-
ObjectScript : $HOROLOG 特殊変数