IsObject
式が、有効な自動化オブジェクトを参照しているかどうかを表す値を返します。
Synopsis
IsObject(expression)
引数
expression 引数には、数値式、文字列式など任意の種類の式を使用できます。
概要
| expression の評価先 | IsObject 関数 |
|---|---|
| 有効なオブジェクト参照 | 1 |
| 無効なオブジェクト参照 | -1 |
| オブジェクト参照以外 | 0 |
expression が無効なオブジェクトへの参照である場合、IsObject は -1 の値を返します。通常の処理においては無効なオブジェクトは生じません。例えば、クラス内のインスタンスがアクティブなときにそのクラスをリコンパイルすると、無効なオブジェクトが生じます。
例
以下の例は、IsObject 関数を使用して、識別子がオブジェクト変数を表すかどうかを判定します。
o = New Sample.Person
Println IsObject(o) ' Returns 1.
Println IsObject("hello") ' Returns 0.
o = ""
Println IsObject(o) ' Returns 0.
