USER
現在のユーザのユーザ名を返す関数です。
Synopsis
USER {fn USER} {fn USER()}
概要
USER 関数は引数を取らず、現ユーザのユーザ名を返します (承認 ID として参照)。汎用関数では括弧を使用できません。ODBC スカラ関数は、空の括弧を指定したり、省略できます。
ユーザ名は CREATE USER コマンドを使用して定義します。
USER は、主に SELECT 文のセレクト・リストや、クエリの WHERE 節で使用されます。レポートの設計では、USER はレポートが作成された現在のユーザを印刷するために使用されます。
例
以下の例は、現在のユーザ名を返します。
SELECT USER AS CurrentUser
以下の例は、現ユーザが生成したレコードの名前と作成日を選択します。
SELECT Name FROM Sample.Person WHERE Name = USER