Month

Synopsis

Month(date)

概要

Month 関数は、日付文字列の月部分を検索して整数として返します。この数値が範囲内のものであるかどうかは検証されません。Month 関数では、日付コンポーネントの区切りに、空白、スラッシュ (/)、ハイフン (-)、カンマ (,) を (任意に組み合わせて) 使用できます。入力文字列には、先頭のゼロ、正負記号を含めることも省略することもできますが、それらは出力の整数では省略されます。Month 関数は、以下の 3 つの方法で月部分を検索します。

• アメリカの数値形式では、日の前に月が記述されます。例えば、"9/27/2005" または "9–27" などです。この形式で Month 関数は、位置によって月部分を識別します。数値でない文字はすべて日付コンポーネントの区切り文字と見なされ、この最初の数値でない文字の前の数値が返されます。日付文字列の日または年コンポーネントは解析されません。ただし、月を指定する数値の後には数値でない文字が少なくとも 1 つ必要です。日と年には任意の英数値が許可され、ピリオドやアポストロフィなどの句読点は含めることも省略することもできます。年コンポーネントは 4 桁、4 桁以下、または省略することができます。Month 関数が文字列の月部分を識別できない場合、0 を返します。

• アメリカの記述形式では、月名が日の前に記述されます。例えば、"September 27 2005" または "Sept 27" です。この場合、月名が検証されますが、月名の最初の 3 文字が有効な月名と対応している必要があります。検証では、大文字と小文字は区別されません。月名の後には日付を区切る有効なコンポーネントが必要です。ピリオドは許可されません。つまり、"Sep" や "Sept" は許可されますが、"Sept." は許可されません。Month 関数が文字列の月部分を識別できない場合、0 を返します。

• ヨーロッパの記述形式では、日が月名の前に記述されます。例えば、"27 September 2005" または "27 Sept" です。この場合、月名が検証されますが、月名の最初の 3 文字が有効な月名と対応している必要があります。検証では、大文字と小文字は区別されません。Month 関数が文字列の月部分を識別できない場合、文字列内の日部分を返します。

例

以下の例は、Month 関数を使用して現在の月を返します。

Dim MonthNum
MonthNum = Month(Now)
Print MonthNum

以下の例は、Month 関数を使用して指定した日付から月を返します。

Dim MyMonth
MyMonth = Month("09/19/05")  'MyMonth contains 9.
Print MyMonth

Dim MyMonth
MyMonth = Month("Sept 19, 2005")  'MyMonth contains 9.
Print MyMonth

Dim MyMonth
MyMonth = Month("19 October 2005")  'MyMonth contains 10.
Print MyMonth

Dim MyMonth
MyMonth = Month("19 Feb")  'MyMonth contains 2.
Print MyMonth

関連項目

• Basic ： Date 関数、Day 関数、Hour 関数、Minute 関数、Now 関数、Second 関数、Weekday 関数、Year 関数

• ObjectScript ： $ZDATE 関数

• SQL ： MONTH 関数