$ZNEXT (従来の関数)
次の配列ノードへ完全参照を返します。
Synopsis
$ZNEXT(global-reference)
パラメータ
global-reference | 添え字付きグローバル配列ノード。添え字により開始位置が提供されるため、この添え字は必須です。配列名だけを指定することはできません。 |
概要
ここでは、従来の関数である $ZNEXT について説明します。ここでは、従来のアプリケーションとの互換性について説明します。$ZNEXT は、$QUERY 関数に似ています。$ZNEXT が開始位置と失敗コードに “–1” を使用するのに対し、$QUERY は NULL 文字列を使用するという点が異なります。$QUERY 関数は、新しいアプリケーションで使用されます。
$ZNEXT は、照合順序で指定された配列ノードの次に定義されている配列ノードに、完全参照を返します。$ZNEXT は、ネイキッド・グローバル参照を承認します。詳細は、"Caché グローバルの使用法" の "ネイキッド・グローバル参照" を参照してください。
例
以下は、グローバルの添え字をリストにするために $ZNEXT を使用する例です。
ZNSPACE "samples"
SET x=^CinemaooFilmCategoryI(-1)
Loop
SET a=$ZNEXT(x)
IF a=-1 {
WRITE !,"All done"
QUIT }
ELSE {
SET x=a
WRITE !,a
GOTO Loop }
以下は、グローバルの添え字をリストにするために $QUERY を使用する例です。
ZNSPACE "samples"
SET x=^CinemaooFilmCategoryI("")
Loop
SET a=$QUERY(x)
IF a="" {
WRITE !,"All done"
QUIT }
ELSE {
SET x=a
WRITE !,a
GOTO Loop }
関連項目
-
$QUERY 関数