Devices
Synopsis
[Devices] Name=a^b^c^d^e^f^g^h
説明
各エントリには、デバイスを定義する 8 個の値をキャレット文字 (^) で区切って記述します。すべての文字列の最大長は 128 文字です。ただし、Description の文字列のみ最大長は 256 文字です。値の意味は、左から右の順に以下のとおりです。
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PhysicalDevice — このデバイスを参照するために使用する物理名。PhysicalDevice には、このデバイスの OPEN コマンドで使用する device 引数を指定します。この名前は最大 128 文字の英数字で構成することができます。空白文字も使用できます。例えば、プリンタの場合、以下にように入力します。MYNAME はコンピュータ名です。
|PRN|\\MYNAME\ISF-HP5SiMX7
または以下のようにします。
|PRN|\\MYNAME\Canon PIXMA
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Type — デバイスのタイプ。次のオプションがあります。TRM= ターミナル。SPL= スプール・デバイス。MT= 磁気テープ・ドライブ。BT= カートリッジ・テープ・ドライブ。OTH= プリンタやシーケンシャル・ファイルなどのその他のデバイス。既定値はデバイスのタイプによって異なります。
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SubType — デバイスのサブタイプの定義を調整するための設定。サブタイプによって、ターミナルの特性を指定します。サブタイプは、デバイスに適切な OPEN コマンドを作成するために使用します。サブタイプ情報はターミナル・タイプごとになります。
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Prompt — プロンプトの選択肢には 1、2、または NULL (空白または空のフィールド) があります。1 を指定すると、このデバイスが現在のデバイスである場合にそのデバイスを自動的に使用します。2 を指定すると、事前に定義された右マージンとパラメータの設定を使用してこのデバイスを自動的に使用します。このフィールドを空白にした場合は、デバイスの選択プロンプトが表示されます。このプロンプトでは、既定のデバイスが定義された状態になっています。
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OpenParameter — このデバイスの OPEN コマンドの引数である parameters、timeout、および mnespace を指定する、コロン区切りの文字列。[オープンパラメータ] の文字列の構文は以下のとおりです。
(parameters):timeout:"mnespace"
parameters を指定する括弧内には、個々の項目をコロンで区切って次のように入力します。
param1:param2:param3
その結果、次のようになります。
(param1:param2:param3):timeout:"mnespace"
timeout と mnespace はオプションですが、指定する場合は、適切な数のコロンを使用して、[オープンパラメータ] の文字列内の先行する入力内容と区切る必要があります。
parameters は、指定するパラメータが複数ある場合にのみ、括弧で囲む必要があります。指定するパラメータが何もない場合や 1 つしかない場合は、括弧を文字列から削除してかまいません。したがって、次の文字列は、[オープンパラメータ] の正しく完全な文字列です。
:timeout:"mnespace"
mnespace を指定する場合は、上記のように二重引用符で囲む必要があります。
さまざまな構文の例など、OPEN コマンドとその引数の詳細は、"Caché ObjectScript リファレンス" を参照してください。
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AlternateDevice — 別のデバイスのデバイス ID。AlternateDevice に入力する値は、別のデバイスに設定された Name などの定義されたニーモニックでなければなりません。
デバイスに対して AlternateDevice 値を指定すると、%IS ユーティリティのユーザが、“A” と指定することによって、Caché での代替デバイスの使用を指定できるようになります。%IS は、文字ベース・アプリケーションの汎用的なデバイス選択ユーティリティです。%IS の詳細は、"Caché 入出力デバイス・ガイド" の “入出力デバイスとコマンド” の章にある “ユーザによるデバイスの指定” を参照してください。ここで最も重要なトピックは、%IS に対して “A” コードを入力する規則について説明している “%IS ニーモニック” です。
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Description — デバイスの場所を示すテキストの説明。このフィールドは、構成するマシンを識別するための参考情報として用意されています。
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Alias — このデバイスの代替デバイス ID (番号)。エイリアスはすべて一意である必要があります。この値は、OPEN コマンドの device 引数として使用できます。
[Devices] セクションの中で、エントリ Name=a^b^c^d^e^f^g^h^i ごとにその全体が 1 行で記述されます。
[Devices]
0=0^TRM^C-Terminal^^^^Principal device^
2=2^SPL^PK-DEC^^^^Spool LA120^
47=47^MT^M/UX^^("auv":0:2048)^^Magnetic tape^
48=48^MT^M/UX^^("avl":0:2048)^^Magnetic tape^
57=57^BT^M/UX^^("auv":0:2048)^^Magnetic tape^
58=58^BT^M/UX^^("avl":0:2048)^^Magnetic tape^
SPOOL=2^SPL^PK-DEC^^^^Spool LA120^
TERM=0^TRM^C-Terminal^^^^Windows Console^
|PRN|=|PRN|^OTH^P-DEC^^"W"^^Windows Printer^
|TNT|=0^TRM^C-VT220^^^^Principal device^
|TRM|=0^TRM^C-Terminal^^^^Windows Console^
上記のとおり。すべての文字列の最大長は 128 文字です。ただし、Description の文字列のみ最大長は 256 文字です。
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