FileMode
Synopsis
[Miscellaneous] FileMode=n
説明
値 n は 1 または 0 です。
-
1 (True) の場合、書き込み用に開いているファイルが存在しないときは、新しいファイルが作成されます。
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0 (False) の場合、書き込み用に開いているファイルが存在しないときは、OPEN コマンドで N パラメータが指定されていなければ、新しいファイルは作成されません。
以下のような OPEN コマンドが実行されたとします。
OPEN "file.x":"WS"
FileMode=1 のときは、OPEN コマンドで N パラメータが指定されていなくても、新しいファイルが自動的に作成されます。FileMode=1 のときの結果は、OPEN コマンドに N パラメータを追加した場合と同じ結果になります。したがって、以下のようになります。
OPEN "file.x":"WS"
以下と同等です。
OPEN "file.x":"WNS"
一方、OPEN コマンドで N パラメータが指定されず、かつファイルが存在していない場合に、FileMode=0 ならば、割り込みが発生するまでプロセスが停止することを除いて、OPEN コマンドの結果は何もありません。
FileMode=0
0 または 1。OpenVMS システム上では、FileMode の既定値は 1 です。その他のプラットフォーム上では、FileMode の既定値は 0 です。
[システム管理] > [構成] > [追加設定] > [互換性] ページで、[FileMode] の行の [編集] を選択します。True (選択) または False (クリア) を選択します。