pijdir

Synopsis

[config]    pijdir=n

説明

値 n は、クラスタの Caché Pre-Image Journal (PIJ) ファイルを格納するディレクトリの名前です。この設定は、クラスタをサポートする Caché インスタンスのみに適用されます。OpenVMS では、すべての Caché インスタンスでクラスタがサポートされています。その他のプラットフォームでは、このパラメータは無視されます。

既定のディレクトリはありません。この設定に有効な既存のディレクトリ名を入力しないと、構成対象のシステムはクラスタに正常に参加できません。したがって、クラスタで最初の Caché インスタンスを起動する前に、すべてのクラスタ・メンバからアクセス可能なディスクに PIJ ファイル用のディレクトリを作成し、各クラスタ・メンバの Caché 構成で、このディレクトリを PIJ ディレクトリとして指定します。構成する Caché インスタンスが Caché クラスタ・メンバではない場合、pijdir パラメータの値を省略できます。

1 つの OpenVMS クラスタに複数の Caché クラスタが存在できます。どの Caché クラスタのメンバに属すインストールであるかは、pijdir 値で定義します。1 つのクラスタのメンバとなることができるインスタンスは 1 つのみです。

pijdir=$1DKA500:[CACHE.PIJ]

n を指定する場合は、有効な既存のディレクトリ・パスである必要があります。

[システム管理] > [構成] > [データベースバックアップ] > [クラスタ設定] ページで、[pijdir] の行の [編集] を選択します。ディレクトリ名を入力します。