Caché Managed Provider : リレーショナル・インタフェース
このチュートリアルの第 III 章では、.NET クライアント・アプリケーションで ADO.NET と Caché Managed Provider (CMP) へのリレーショナル・インタフェースを使用する方法に焦点を当てて説明します。
この章の学習を終えると、以下のことを実行できるようになります。
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ADO.NET と CMP でサポートされている直接型データ・アクセスと非接続型データ・アクセスの違いを理解する。
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CMP へのリレーショナル・インタフェースの主要なクラスとその役割を理解する。
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主要な ADO.NET クラスとその役割を理解する。
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CMP を使用して SQL の SELECT コマンドを実行し、返されたデータにアクセスする。
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CMP を使用して SQL INSERT コマンドを実行する。
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CMP トランザクション API を使用し、トランザクションで SQL コマンドをラップする。
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CMP を使用して、ADO.NET データ・セットを作成し、それにデータを入力する。
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CMP を使用して ADO.NET データ・セットのデータを操作し、Caché への更新を保存する。
このチュートリアルにはプロジェクトが用意されています。このプロジェクトに含まれる一連の手順と演習を通して、.NET– Caché アプリケーションの作成方法を学習できます。このチュートリアルには、プロジェクトを補足するスケルトン・ソリューションも用意されているので、これを使用して手順と演習を実行することができます。また、完成したソリューションも用意されているので、これをインストールして実行することもできます。これらのファイルの場所と、ファイルの構成方法は、以下の "メモ" を参照してください。