データベース・リソース
データベース・リソースは、InterSystems IRIS データベースへのアクセスを制御します。データベースは、関連するリソースの名前をラベル・ブロックに保存します。
管理ポータルを使用して、新しいデータベースを作成する場合、ウィザードにより、そのデータベースに対する新しいリソースの作成、または既存のリソースの選択が強制されます。また、管理ポータルを使用して、データベースに関連付けられているリソースを変更することもできます。
InterSystems IRIS データベースとそのリソースを制御するいくつかのルールがあります。
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マウントされたデータベースすべてに、何らかのリソースが関連付けられている必要があります。
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リソース名を持たない既存のデータベースをマウントしようとすると、InterSystems IRIS により、既定のリソース %DB_%DEFAULT がこのデータベースに割り当てられます。
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認識されない (セキュリティ・システムにはない) リソース名、または無効なリソース名を持つデータベースを明示的にマウントしようとすると、InterSystems IRIS から名前の変更、またはリソースの作成を求めるプロンプトが表示されます。
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認識されないリソース名または無効なリソース名を持つデータベースの自動マウントは失敗し、エラーが出力されます。
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データベース・リソース名は必ず、“%DB_” から始まります。カスタム・リソースの場合、アンダースコアの次の文字に “%” を使用することはできません。
%DB_%DEFAULT リソースに関連付けられている既定のロールと許可は以下のとおりです。
%DB_%DEFAULT ロールと許可
ロール |
許可 |
%Developer |
READ、WRITE |
%Manager |
READ、WRITE |
Note:
%DB_%DEFAULT リソースに関連付けられているロールと許可を変更することはできますが、リソースを削除することはできません。
データベース・リソースの詳細は、"データベース・リソース" を参照してください。
データベースの作成と構成に関する詳細は、"システム管理ガイド" の "InterSystems IRIS の構成" のセクションにある "データベースの構成" を参照してください。