Skip to main content

This is documentation for Caché & Ensemble. See the InterSystems IRIS version of this content.Opens in a new tab

For information on migrating to InterSystems IRISOpens in a new tab, see Why Migrate to InterSystems IRIS?

MSM と Caché ユーティリティ・カタログ

この付録では、MSM コマンド、関数、演算子、プリプロセッサ指示文、特殊変数、構造化システム変数、およびそれらに相当する Caché 機能のリストを提供します。ここで記載される Caché 機能の多くは、非推奨となっているか、より新しいツールによって差し替えられていることに注意してください。これらの機能は、従来のコードを移植したときに最も直接的に置き換えられる機能を提供するためにのみ示されています。ここで紹介するほとんどのユーティリティに関するドキュメントは、"InterSystems のドキュメントの使用法" の “旧ドキュメント” の章にあります。

%ACTJOB

Caché での機能 : 完全に対応するものはありません。

目的 : システムにあるすべてのジョブ番号を ^ で区切って列挙したリストを提供します。

メモ : Caché では、以下のコードを使用します。

Set (j,p)=""
For{
   Set j=$Order(^$Job(j))  
      ;$Order(^$JOB(j)) is recommended over $ZJOB(j)
   Quit:j=""
   Set p=p_j_"^"}
%CHKSUM

Caché での機能 : $ZCRC

目的 : 1 つ以上のルーチンのチェックサム (ASCII 総和) を計算します。

%D

Caché での機能 : %D

目的 : 現在 $HOROLOG に格納されている日付を表示します。

メモ : MSM の %D は DD-MMM-YY の形式で日付を報告しますが、Caché は MMM-DD-YY の形式を使用します。Caché で MSM の %D 出力と同様の表示形式にするには、$ZDATE($HOROLOG,2) を使用します。

%DEBUG

Caché での機能 : 完全に対応するものはありません。

目的 : インタラクティブなプログラム・デバッグ機能を呼び出します。

メモ : BREAK および ZBREAK の詳細は、"Caché ObjectScript リファレンス" を参照してください。

%DEVUSE

Caché での機能 : 完全に対応するものはありません。

目的 : 開いているデバイスすべてのリストと、各デバイスを所有するジョブの番号を表示します。

メモ : Caché では、TTYFREE を使用して、予約済みの TTY デバイスとそれらを所有するプロセスを確認します。 すべてのプロセスと、それらが開いたデバイスを確認するには、%SS を使用してください。

%DH

Caché での機能 : %DX

目的 : 10 進数の数値を 16 進数に変換します。

%DI

Caché での機能 : %DATE

目的 : 日付を外部形式 (8-SEP-97 など) から内部 HOROLOG 形式に変換します。

メモ : Caché では、INT 行タグを使用してプログラム処理で %DATE を呼び出すことができます。

%DO

Caché での機能 : $ZDATE($H_Value)

目的 : 日付を内部 $HOROLOG 形式から外部形式に変換します。

%ECHO

Caché での機能 : 完全に対応するものはありません。

目的 : プログラムからターミナルで文字エコーを制御できるようにします。ECHO をオンまたはオフに切り替えるエントリ・ポイントが提供されます。

メモ : Caché では、Caché の ターミナル入出力の Secret-Mode 機能を使用します。 例えば、Caché プログラムでユーザの入力を非表示にするには、次を実行します。

Use 0:(:"s") 
Read rec
%EDP

Caché での機能 : ありません。

目的 : マクロ検索、拡張、およびパラメータ置換を実行します。

%EDP1

Caché での機能 : ありません。

目的 : 指示文を処理します。補足的なエントリ・ポイントを持ちます。

%ER

Caché での機能 : %ER

目的 : %ET ルーチンでトラップされたエラー情報を表示します。

%ERRCODE

Caché での機能 : ありません。

目的 : データベース固有のエラー・コードの説明を表示します。

%ET

Caché での機能 : %ET、%ETN

目的 : エラー・トラップ・ルーチン

メモ : Caché の %ET (%ETN) ルーチンのほうが、機能がはるかに豊富です。

%FGR

Caché での機能 : %GIF、%SYS.GIFMSM

目的 : 高速グローバル・リストア (ブロック形式) を実行します。

メモ : %FGS 形式のグローバル保存の Caché へのインポートには、%SYS.GIFMSM を使用します。

%FGS

Caché での機能 : %GOF

目的 : 高速グローバル保存 (ブロック形式) を実行します。

%FL

Caché での機能 : %RFIRST

目的 : 選択したルーチンのコードの先頭行を表示します。

%FLIST

Caché での機能 : ありません。

目的 : ホスト・ファイル・システムに格納されたファイルをリストします。

%GCH

Caché での機能 : %Library.GlobalOpens in a new tab クラス、%GDISP (Caché 5.0 以降では使用できません)、PROTECT

目的 : グローバルの属性を表示および変更します。

%GCHANGE

Caché での機能 : %GCHANGE

目的 : 1 つ以上のグローバルにある特定の文字列をすべて変更します。

%GCMP

Caché での機能 : %GCMP

目的 : 同じネームスペースまたは別々のネームスペースにある 2 つのグローバルを比較します。

%GCOPY

Caché での機能 : %GCOPY、MERGE

目的 : あるネームスペースから別のネームスペースへ、1 つ以上のグローバルをコピーします。 ネームスペースは、同じマシンまたはリモート・マシンのどちらにあってもかまいません。

%SYS.GD

Caché での機能 : %SYS.GD

目的 : 現在のネームスペースのグローバル・ディレクトリを表示します。

%GDE

Caché での機能 : %Library.GlobalOpens in a new tab クラス、%GDISP (Caché 5.0 以降では使用できません)

目的 : 拡張グローバル・ディレクトリを表示します。

%GDEL

Caché での機能 : ありません。

目的 : ネームスペースから、1 つ以上のグローバルを削除します。

%GE

Caché での機能 : INTEGRIT、BLKDIST

目的 : グローバルの効率を表示します。

%GEDIT

Caché での機能 : 管理ポータル

目的 : システム, グローバル, グローバルデータ編集 ページで、管理者やオペレータはグローバル・データの値を編集および削除できます。

%GL

Caché での機能 : %G

目的 : グローバル・ファイルのすべてまたは選択した部分をリストします。

%GR

Caché での機能 : %GI、%GIGEN、%GIF

目的 : デバイスからグローバルをリストアし、それらの名前の変更を可能にします。

メモ : Caché では、インポート時にグローバルの名前を変更できません。

%GS

Caché での機能 : %GO、%GOGEN、%GOF

目的 : 1 つ以上のグローバルのすべてまたは選択した部分をデバイスに保存します。

%GSE

Caché での機能 : 管理ポータル

目的 : システム, グローバル, グローバルデータ表示 ページで、管理者やオペレータはグローバルを表示し、グローバル・データの値を検索できます。

%GSEL

Caché での機能 : %SYS.GSET

目的 : 現在のネームスペースにある 1 つ以上のグローバルを選択できるようにします。

%GSIZE

Caché での機能 : %GSIZE

目的 : 1 つ以上のグローバルのサイズを表示します。

%GUCI

Caché での機能 : %DIR

目的 : 現在の UCI の 3 文字の名前と内部 UCI 番号を返します。

メモ : Caché の %DIR は、現在のネームスペースと既定のグローバル・ディレクトリを報告します。

%HD

Caché での機能 : %XD

目的 : 16 進数の数値を 10 進数に変換します。

%HELP

Caché での機能 : 完全に対応するものはありません。

目的 : 文字ベースのユーティリティのオンライン・ヘルプを提供します。

メモ : Caché では、どの文字ベースのユーティリティでも、プロンプトで「?」を入力するとオンライン・ヘルプを表示できます。

%HL

Caché での機能 : %PRIO

目的 : 現在のジョブの優先度を高から低または低から高に変更できるようにします。

メモ : LOW 行タグ、NORMAL 行タグ、および HIGH 行タグを使用して、Caché の %PRIO ユーティリティを呼び出します。

%HOSTCMD

Caché での機能 : $ZF(-1,"CMD")

目的 : M プログラムから、ホスト・オペレーティング・システムのコマンドを発行できるようにします。

%INDEX

Caché での機能 : ありません。

目的 : 1 つ以上のルーチンの相互参照のリストを提供します。オプションとして、選択されたルーチンの構造化プログラムのリストを提供します。

%LOGON

Caché での機能 : ^%CD、ZN、$ZU(5)

目的 : ある UCI から別の UCI への切り替えを可能にします。

%MDMP

Caché での機能 : ありません。

目的 : 選択されたメモリ位置または VIEW バッファの内容を、16 進数形式、文字形式、またはその両方の形式で表示します。

%MFUNC

Caché での機能 : ^%math

目的 : E、PI、SIN、COS などの数学関数を提供します。

メモ : ^%math は適切な行タグで呼び出す必要があります。ソース・コードを参照してください。

%MODESET

Caché での機能 : ありません。

目的 : ルーチン行の最大長などの、環境モード・フラグの変更を可能にします。

%MTCHK

Caché での機能 : ありません。

目的 : 磁気テープ・ドライブの状態を問い合わせることができるようにします。

%NEWED

Caché での機能 : %RD

目的 : 指定した日付範囲の間にプログラム・エディタによりファイルされたルーチンをリストします。

%OS

Caché での機能 : 完全に対応するものはありません。

目的 : オペレーティング・システム固有のタスクを実行します。

%PARTSIZ

Caché での機能 : ありません。

目的 : 現在のジョブのパーティション・サイズを動的に変更できるようにします。

%RCHANGE

Caché での機能 : %RCHANGE

目的 : 1 つ以上のルーチンにある特定の文字列をすべて変更します。

%RCMP

Caché での機能 : %RCMP

目的 : 現在のネームスペースまたは別々のネームスペースにある 2 つのルーチンを比較します。

%RCOPY

Caché での機能 : %RCOPY

目的 : ある UCI から別の UCI へルーチンをコピーします。

メモ : Caché の %RCOPY では、別のネームスペースへルーチンをコピーすることはできません。このユーティリティは、現在のネームスペース内のルーチンの名前を変更します。

%RD

Caché での機能 : %RD

目的 : 現在のネームスペースのルーチン・ディレクトリを表示します。

%RDEL

Caché での機能 : %RDELETE

目的 : 現在のネームスペースから、1 つ以上のルーチンを削除します。

%RELOAD

Caché での機能 : %RCOMPIL

目的 : ネームスペース内で、1 つ以上のルーチンをリコンパイルします。

%RPRT

Caché での機能 : %RD

目的 : 現在のネームスペースに格納されている 1 つ以上のルーチンのリストを出力します。

%RR

Caché での機能 : %SYS.RI、 %SYS.RIMF、%urload

目的 : 外部デバイスからすべてのルーチンまたは選択されたルーチンをリストアし、それらの名前の変更を可能にします。

メモ : Caché では、インポート時にルーチンの名前を変更できません。

%RS

Caché での機能 : %RO、%ROMF、%urprint

目的 : 1 つ以上のルーチンを外部デバイス上に保存できるようにします。

%RSAND

Caché での機能 : %RFIND

目的 : 1 つ以上のルーチンを検索し、特定の 1 つ以上の文字列を取得します。

メモ : MSM とは異なり、Caché で 複数の文字列を指定する場合は、各文字列がルーチンのどこに存在してもかまいません。MSM では、すべての文字列が同じ行に存在する必要があります。

%RSE

Caché での機能 : %RFIND

目的 : 1 つ以上のルーチンを検索し、特定の 1 つ以上の文字列のいずれかを取得します。1 つ以上の文字列が指定された場合、それらの文字列のいずれか 1 つが見つかると、検索条件は満たされます。

%RSEL

Caché での機能 : %RSET

目的 : 現在のネームスペースにある 1 つ以上のルーチンを選択できるようにします。

%RSIZE

Caché での機能 : %RD、$$^%ROUOBJ (…)

目的 : 選択したルーチンで使用されるブロック数を表示します。

%SBP

Caché での機能 : ありません。

目的 : シーケンシャル・ブロック・プロセッサ・デバイスの現在の状態、ブロック位置、およびバッファ・オフセットを表示します。

%SDEV

Caché での機能 : %IS

目的 : デバイスを選択する操作と開く操作、および OPEN パラメータの指定を可能にします。

%SI

Caché での機能 : %SS

目的 : システム関連のプロセスの状態など、一般的なシステム情報を表示します。

%SP

Caché での機能 : %FREECNT

目的 : ボリューム・グループ内のディスク容量の合計、および空き容量を表示します。

%SQRT

Caché での機能 : sqr^%math

目的 : ある数値の平方根のおおよその値を計算します。

%SS

Caché での機能 : %SS $V(-1,PID)

目的 : システムで現在アクティブな各ジョブの状態情報を表示します。

%T

Caché での機能 : %T

目的 : $HOROLOG で格納されている時刻を HH:MM 形式で表示します。

メモ : Caché では、INT タグを使用してプログラム処理で時刻を取得します。

%TI

Caché での機能 : %TI

目的 : 時刻値を外部形式 (1:05 P.M など) から内部 $HOROLOG 形式に変換します。

メモ : Caché では、INT タグを使用してプログラム処理で $HOROLOG 値を取得します。

%TO

Caché での機能 : $ZTIME

目的 : 時刻値を内部 $HOROLOG 形式から外部形式に変換します。

%TRANS

Caché での機能 : ありません。

目的 : ルーチンとグローバルをマシン間で移動できるようにします。 ルーチンとグローバルの適切な移動を実現するために、必要な各種コントロール (チェックサム) がすべて対象になります。

%UTL

Caché での機能 : ^UTIL

目的 : 実行する関数のタイプに基づいて、ほとんどの MSM ユーティリティを起動する方法を提供します。

%VIDEO

Caché での機能 : ありません。

目的 : ユーザが PC コンソール・ビデオ・バッファのコンテンツを変更できるようにします (MSM-PC/PLUS および MSM for Windows のみ)。

%XMIT

Caché での機能 : ありません。

目的 : システム上の他のポートとの通信を可能にします。これは情報をマシン間で転送する場合に便利です。

%ZSTIME

Caché での機能 : %RD

目的 : 1 つ以上のルーチンが最後に保存された時刻を表示します。

APIMGR

Caché での機能 : 完全に対応するものはありません。

目的 : MSM アクティベート管理ユーティリティ

メモ : Caché では、Caché Direct クライアントおよびサーバ管理ユーティリティを使用します。

BCS

Caché での機能 : BROADCAS、$ZU(9)、$ZU(94)

目的 : 他のターミナルまたはプロセス ID にメッセージを同報送信します。

BIJ

Caché での機能 : 管理ポータル

目的 : 変更前イメージ・ジャーナリング (ライト・イメージ・ジャーナリング) を管理します。

DBMAINT

Caché での機能 : MSU、MOUNT、DISMOUNT など

目的 : データベースのメンテナンスを実行します。

GLBPLACE

Caché での機能 : %SYS.GCREATE

目的 : 新規グローバルを作成します。

JOBEXAM

Caché での機能 : JOBEXAM

目的 : プロセスの詳細情報を表示します。

JRNL

Caché での機能 : JRNSTART、JRNSTOP、JRNDUMP、JRNSWTCH、JRNRESTO、%SYS.NOJRN

目的 : 変更後イメージ・ジャーナリング (フラット・ファイル・ジャーナリング) を管理します。

KILLJOB

Caché での機能 : RESJOB、$ZU(4)

目的 : ジョブを終了します。

LOCKTAB

Caché での機能 : LOCKTAB

目的 : システム内のすべてのアクティブなロックを表示します。

OLB

Caché での機能 : BACKUP

目的 : データベースの並行バックアップを実行します。

OLC

Caché での機能 : GCOMPACT

目的 : オンライン圧縮を実行します。

PEEK

Caché での機能 : ありません。

目的 : 他のターミナル・デバイスの動作を監視します。

RECOVLCK

Caché での機能 : LOCKTAB

目的 : ロックを回復します。

SETBAUD

Caché での機能 : ありません。

目的 : データ・ビットの数、ストップ・ビットの数、パリティ、ボー・レートなどのターミナル属性を一時的に変更します。

SSD

Caché での機能 : SHUTDOWN、ZSHUTDOWN、%ZSTOP

目的 : システム・シャットダウン・ユーティリティ

STU

Caché での機能 : STU、ZSTU、%ZSTART

目的 : システム起動ユーティリティ

SYSGEN

Caché での機能 : 管理ポータル

目的 : システム構成を生成します。

UCIMGR

Caché での機能 : 管理ポータル

目的 : UCI 構成を管理します。

VALIDATE

Caché での機能 : INTEGRIT、CHECKPNT、CHECKMAP

目的 : データベースの物理的整合性を検査します。

VERIFY

Caché での機能 : 「VALIDATE」を参照してください。

目的 : データベースの物理的整合性を検証します。

XCALLMGR

Caché での機能 : ありません。

目的 : XCALL 関数を管理します。

FeedbackOpens in a new tab