Print、Println
現在のデバイスに文字列を記述します。
Synopsis
Print expr Println expr
引数
expr | 評価され、現在のデバイスに記述される式。単一の式、またはコンマ区切りの式のリストです。 |
概要
Print 文は現在のデバイスに式 (または式のリスト) を記述するために使用します。Println 文はリストの最後の式の記述後、自動的に vbCRLF (キャリッジ・リターン/改行) を追加する以外、Print と同一です。
例
以下の例は、文字列および文字列変数を使用した Print および Println コマンドの使用法を示しています。文字列内に引用符を含めるには、引用符を 2 つ続けます。空の文字列 ("") の記述は、エラーなしで実行され、Println では空白行の挿入に使うことができます。未定義の変数は (この例では z)、空の文字列と同様に扱われます。この変数名の大文字と小文字は区別されます。
Set a="big "
Set b="bad "
Set c="bug"
Print "Hello"
Println " world!"
Println ""
Println "this is a quote ("") character"
Println z
Println a,b
Println c
Print a,b
Print c
以下の例は、数値式を使用した Print および Println コマンドの使用法を示しています。不要な記号と先頭と末尾の空白が削除され、数値はキャノニック形式に変換されます。その後、数式が評価されます。文字列として指定された数値は変換されずにリテラルとして渡されます。
Set x="++007.9900"
Set y=++007.9900
Println 123456
Println (3+3)*2
Println 3+(3*2)
Println +007.9900
Println x
Println y
以下の例は、添字付きグローバル変数を使用した Print および Println コマンドの使用法を示しています。
Set ^a(1)="fruit"
Set ^a(1,1)="apple"
Println "An ",^a(1,1)," is a ",^a(1)