オブジェクト・バインディングの例
この例では、以下を実行する単純な CSP ページを作成します。
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<csp:object> を使用して、ID 値 1 の Contact オブジェクトを開きます。
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オブジェクトのプロパティの値を表示します。
手順は以下のようになります。
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スタジオの CSP ウィザードを使用して、csp/user アプリケーションで新規 CSP ページを作成します。ページの名前を ObjectTest.csp にします。
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<body> タグとその内容を変更して、以下のようにします。このコードは、CSP 式を使用してオブジェクトのプロパティの値にアクセスします。
... <body style="font-size:120%"> <csp:object name="contact" classname="CSPTutorial.Contact" objid="1"/> <p>Contact Name: #(contact.Name)#</p> <p>Contact Type: #(contact.ContactType)#</p> <p>Phone Numbers:</p> <script language="Cache" runat="Server"> for i=1:1:contact.PhoneNumbers.Count() { Set pn=contact.PhoneNumbers.GetAt(i) Write "<p>Type: "_pn.PhoneNumberType_" Number: "_pn.Number_"</p>" } </script> </body> ...
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[ビュー]→[ウェブページ] をクリックして、ページを表示します。
この例を完了するには、Contact と PhoneNumber のクラスをインストールおよび生成する必要があります。詳細は、"チュートリアル・ファイルのインストール" の "第 II 章のファイル" を参照してください。
標準の Caché インストールの場合は、この CSP アプリケーションを構成する必要はありません。
スタジオの CSP ウィザードによる CSP ページ作成の詳細な手順は、このチュートリアルの "第 I 章" の "CSP サンプル・ページ" のセクションを参照してください。
CSP 式の詳細は、このチュートリアルの "第 I 章" の "CSP 要素 : 式" を参照してください。