RTPC
構文
[SQL] RTPC=n
n は 1 または 0 です。既定値は 1 です。
説明
RTPC が有効 (n = 1) な場合、InterSystems SQL ではクエリ入力値に基づいてクエリが幅広く最適化されます。例えば、RTPC は以下を実行します。
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異常値スキャンを実行し、異常値の情報に基づいてクエリを最適化します。
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詳細なテーブル統計に基づき、範囲条件の選択性を効率的に評価します。
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明示的および暗黙的な真理値条件を評価します。
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リスト条件の選択性を効率的に評価します。
RTPC クエリ最適化の詳細は、"実行時プラン選択の使用法Opens in a new tab" を参照してください。
RTPC と BiasQueriesAsOutlier の両方を同時に有効にすることはできません。RTPC と BiasQueriesAsOutlier の両方を 1 に設定すると RTPC が有効になり、BiasQueriesAsOutlier 設定は無視されます。RTPC が設定されている場合、InterSystems SQL は、クエリごとに異常値の最適化を使用できます。
AdaptiveMode が有効 (1 に設定) で RTPC が無効な場合、アダプティブ・モードによって RTPC の設定がオーバーライドされ、実行時プラン選択が有効になります。
このパラメータの変更
ターミナルから RTPC に目的の値を設定するには、%SYSTEM.SQL.UtilOpens in a new tab クラスの SetOption(“RTPC”)Opens in a new tab メソッドを使用します。詳細は、クラスリファレンスを参照してください。
あるいは、Config.SQLOpens in a new tab クラス (クラス・リファレンスを参照) で、またはテキスト・エディタで CPF を編集することでも ("アクティブな CPF の編集" を参照)、RTPC を変更できます。