StorageStrategy (クラス・キーワード)
このクラスの永続性を制御するストレージ定義を指定します。永続クラスおよびシリアル・クラスのみに適用されます。
使用法
クラスが使用するストレージ定義を指定するには、以下のような構文を使用します。
Class MyApp.MyClass Extends %Persistent [ StorageStrategy = MyStorage ]
{ //class members }
MyStorage は、このクラス内のストレージ定義の名前です。
詳細
このキーワードは、このクラスが使用するストレージ構造を定義するために使用するストレージ定義を指定します。
通常は、このキーワードやストレージ構造について注意を払う必要はありません。クラス・コンパイラは自動的に Default という名前のストレージ構造を定義し、(必要に応じて新規のフィールドを追加して) これを維持します。1 つのクラスに対し、複数のストレージ定義を生成できます。この場合、このキーワードはクラス・コンパイラがどのストレージ定義を使用するべきかを指定します。
サブクラスへの影響
このキーワードは、プライマリ・スーパークラスから継承されます。サブクラスは、キーワードの値をオーバーライドできます。
既定値
このキーワードを省略すると、このクラスの永続性は、Default という既定のストレージ定義により定義されます。