例 1 : %Service_Console 認証
この例では、ターミナルを使用して、パスワード、非認証、およびカスケード認証を試してみます。
この例の最初の部分では、%Service_Console (ターミナルを制御するサービス) の認証メカニズムを非認証に設定します。その後、ターミナルにアクセスします。
手順は以下のようになります。
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管理ポータルの [サービス] ページ ([ホーム]→[システム管理]→[セキュリティ]→[サービス] をクリック) で [%Service_Console] をクリックします。
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%Service_Console の [定義の編集] ページで、[非認証] をクリックし、他のメカニズムが選択されていないことを確認します。
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[保存] をクリックします。
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ここで、ターミナルを起動します。システム・トレイの [InterSystems ランチャー] をクリックします。メニューから [ターミナル] をクリックします。
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パスワードの入力は要求されません。ネームスペース・プロンプトで直ちにターミナルが開きます。
USER>
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このプロンプトで Write $UserName コマンドを実行します。
USER>Write $UserName UnknownUser USER>
認証なしアクセスを使用しているため、InterSystems IRIS には、UnknownUser アカウントでアクセスします。
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ターミナルを閉じます。[ファイル]→[終了] をクリックします。
この例では、InterSystems IRIS を最小のセキュリティでインストールし、ローカル InterSystems IRIS インスタンスに接続され、Windows を使用していることを前提としています。Windows 以外の環境でローカル InterSystems IRIS インスタンスを使用している場合は、InterSystems IRIS ランチャーではなく iris terminal コマンドを使用して、ターミナル・セッションを開きます。この点を除き、演習の内容は同じです。