ポータル・ツール
管理ポータルには、スキーマ・カテゴリとその下位区分を表示したり、ドキュメントを表示したり、関連タスクを実行したりするためのページがあります。この章では、これらのページを使用する一般的な方法について説明します。
ツールへのアクセス
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管理ポータルで、該当するネームスペースに切り替えます。
そのためには、タイトル・バーの [切り替え] をクリックして、対象のネームスペースを選択し、[OK] をクリックします。
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[Interoperability] をクリックします。
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[相互運用] をクリックします。
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目的の EDI 形式に対応したメニュー・オプションをクリックします。
スキーマ構造ページの使用法
InterSystems IRIS® には、X12、EDIFACT、および XML 用の各バージョンのスキーマ構造ページが用意されています。InterSystems IRIS for Health™ には、追加の形式用の各バージョンのスキーマ構造ページが用意されています。通常、スキーマの表示とインポートには、[スキーマ構造] ページを使用します。このページは、XML スキーマ以外のスキーマのエクスポートにも使用できます。
このページにアクセスするには:
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[相互運用性]→[相互運用] をクリックしてから、目的の EDI 形式に対応するメニュー・オプションをクリックします。
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[スキーマ構造] で終わるオプションをクリックしてから、[実行] をクリックします。
InterSystems IRIS によって、このネームスペース内のこのタイプのスキーマが一覧表示されたページが表示されます。
ほとんどの場合、このページの左側にスキーマ・カテゴリのリストが表示されます。これらは、この形式に関連した、このネームスペース内のすべてのスキーマ・カテゴリです。
この領域を使用すれば、調査したいスキーマ・カテゴリを指定できます。スキーマ・カテゴリをクリックすると、右側のタブにそのカテゴリの詳細が表示されます。
EDI 形式によっては、ページの右側に以下のタブが表示される場合があります。
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[DocType構造] は、メッセージ構造内のセグメントの順番と分類を指定します。
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[セグメント構造] は、各セグメント内のフィールドを列挙します。
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[データ構造] は、複合データ・フィールドの内容を列挙します。
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[コードテーブル] は、列挙型フィールド内で使用可能な値を列挙します。
また、以下の操作の一部またはすべてを実行できるボタンが表示される場合があります。
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この EDI 標準の場合は、このネームスペースにスキーマをインポートします。そのためには、[インポート] をクリックして、[参照] でファイルを選択し、[OK] をクリックします。
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XML 以外のスキーマをファイルにエクスポートします。そのためには、対象のスキーマのカテゴリを選択し、[エクスポート] をクリックして、ファイル名を入力し、ファイル・タイプを選択して、[OK] をクリックします。
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このネームスペースからカスタム・スキーマを削除します。そのためには、カスタム・スキーマを選択し、[削除] をクリックして、[OK] をクリックします。InterSystems IRIS と共にインストールされている標準スキーマを削除することはできません。
スキーマが直ちに削除されます。
Caution:この操作を取り消すことはできません。
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既存のスキーマに基づいて、新しいスキーマを作成します。そのためには、[新規作成] をクリックして、基本スキーマと新しいカスタム・スキーマ名を指定します。その後に、カスタム・スキーマの詳細を指定できます。
ドキュメント・ビューワ・ページの使用法
ドキュメント・ビューワの詳細は、"X12 ドキュメント・ビューワ・ページの使用法" を参照してください。これらのガイドで紹介されている情報は、XML、EDIFACT、または他のどの EDI 形式にも同様に適用できます。