トラブルシューティングの支援
このセクションでは、問題を特定する際に役立つアドバイスや推奨事項を示します。
一般的なトラブルシューティング
このセクションでは、トラブルシューティング・シナリオで従うべきアドバイスと手順を示します。
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問題はいつ生じたか。
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問題が最初に出現したのはどこか。インスタンスが複数ある複雑なシステムでは、問題が生じた時間を把握することが困難な場合があります。
次のログには、問題についての有用な情報が含まれている可能性があります。問題の発生時間付近の警告、エラー、アラートを探します。
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サーバ負荷は一般的な範囲内か。
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CPU 使用率を監視します。Opens in a new tabCPU の使用率は安定しているか、急激な増加が見られるか。急激な増加がアクティビティ内で増加しているか、減少しているか。
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CPU が入出力を待機することが多いか。(sysstat がインストールされているシステムでは、iostat を確認できます。)
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プロセス数の合計を監視します。Opens in a new tabスタックまたはループしているプロセスがあるか。
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特定のプロセスに関する情報を得るには、(プロセス ID の右端で) [管理ポータル]→[システムオペレーション]→[プロセス]→[詳細] の順に選択します。
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ミラーの正常性を監視します。Opens in a new tabジャーナリングはキャッチアップされているか。
インターシステムズのサポート窓口への連絡
問題の特定や解決ができない場合でも、インターシステムズのサポート窓口 (WRC)Opens in a new tab が、発生する問題の診断および解決を支援します。問題に関する情報があれば、WRC が問題の原因を迅速に特定するのに役立ちます。できる限りの情報を WRC に提供するために実行する手順を以下に示します。
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問題を再現できるか。問題の発生には一貫性があるか。
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最近、システム上で問題の原因となる可能性のある変更を行ったか。
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この有用な情報は、$ZVERSIONOpens in a new tab 変数に含まれます。
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インターシステムズのサポート窓口Opens in a new tabの Web サイトに移動し、InterSystems IRIS での問題について支援を求めます。