[SQL]
このトピックでは、管理ポータルの [SQL] ページ ([システム管理] > [構成] > [SQL およびオブジェクトの設定] > [SQL]) の設定について説明します。このページの下部には、CPF の [SQL] セクションにあるパラメータのリストが記載されています。
[SQL] ページは、[SQL] タブと [SQL シェル] タブに分かれています。[SQL] タブでは、次の表に示す CPF パラメータに対応するさまざまな SQL 設定を構成できます。[SQL シェル] タブのオプションについては、"InterSystems SQL の使用法" の “SQL シェル・インタフェースの使用法” の章にある "SQL シェルの構成" のセクションで説明します。
SQL タブ
SQL タブの設定 | CPF の同等のパラメータ |
---|---|
クエリキャッシュのソースを保持 | SaveMAC |
GETDATE()、CURRENT_TIME、および CURRENT_TIMESTAMP の既定の時間精度 | TimePrecision |
ロックエスカレーション閾値 | LockThreshold |
TO_DATE の既定の形式 | TODATEDefaultFormat |
VARCHAR のデフォルト長 | ODBCVarcharMaxlen |
デフォルトスキーマ | DefaultSchema |
単一プロセス内でクエリを実行 | AutoParallel |
DDL を使用して作成されたテーブルのプライマリーキーをIDキーとして定義する | IdKey |
冗長な DDL ステートメントを無視 | DDLNo* パラメータを設定 |
GROUP BY と DISTINCT クエリでオリジナルの値を結果に返す | FastDistinct |
アダプティブモードをオフにして実行時プラン選択と自動チューニングを無効にする | AdaptiveMode |
クエリ実行のパラメータを収集するパラメータ収集を有効にする | ParameterSampling |
ロック・タイムアウト (秒) | LockTimeout |
クライアント接続の TCP キープアライブ(秒) | TCPKeepAlive |
- ANSIPrecedence – SQL クエリの演算子の優先順位を指定します。
- AdaptiveMode – アダプティブ・モードのパフォーマンス最適化オプションを有効にします。
- AllowRowIDUpdate – ユーザが RowID 値を更新できるようにします。
- AutoParallel – インスタンス全体で並列処理を許可します。
- AutoParallelThreshold – 並列処理のしきい値を設定します。
- BiasQueriesAsOutlier – クエリ最適化を異常値優先に設定します。
- Comment – 埋め込み SQL 文を、コメントとしてソース・コード内に保持します。
- DBMSSecurity – SQL セキュリティを有効にします。
- DDLDefineBitmapExtent – DDL 文によって作成されたテーブルでビットマップ・エクステント・インデックスを定義するかどうかを指定します。
- DDLFinal – DDL 文によって作成されたクラスを Final にするかどうかを指定します。
- DDLNo201 – 既存のテーブルの CREATE を実行して発生するエラーを抑制します。
- DDLNo30 – 存在しないテーブルの DROP を実行して発生するエラーを抑制します。
- DDLNo307 – 既存の主キー制約の CREATE を実行して発生するエラーを抑制します。
- DDLNo311 – ADD による外部キーの追加時に、その名前のキーが既に存在していたとき、エラーを抑制します。
- DDLNo315 – 存在しない制約の DROP を実行して発生するエラーを抑制します。
- DDLNo324 – 既存のインデックスの CREATE を実行して発生するエラーを抑制します。
- DDLNo333 – 存在しないインデックスの DROP を実行して発生するエラーを抑制します。
- DDLSQLOnlyCompile – SQL のみのコンパイルを可能にします。
- DDLUseExtentSet – DDL 文によって作成されたテーブルのインデックス・データを格納するグローバルに、ハッシュ化した名前を使用できるようにします。
- DDLUseSequence – DDL 文によって作成されたテーブルで ID の割り当てに使用する関数を指定します。
- DefaultSchema – 既定の SQL スキーマ名を設定します。
- DelimitedIds – 二重引用符で囲まれた文字列を、区切り識別子として解釈できるようにします。
- DropDelete – DROP TABLE でテーブルに加えテーブルのデータも削除するかどうかを指定します。
- ECPSync – クライアントとサーバのキャッシュを同期します。
- ExtrinsicFunctions – SQL 文で外部関数を使用可能にします。
- FastDistinct – SQL DISTINCT の最適化を許可します。
- IdKey – 主キー制約の振る舞いを設定します。
- IdTrxFrom – 識別子変換の文字の 変換元 リストを定義します。
- IdTrxTo – 識別子変換の文字の 変換先 リストを定義します。
- LockThreshold – SQL テーブルレベルのロックしきい値を設定します。
- LockTimeout – SQL ロック・タイムアウトを設定します。
- ODBCVarcharMaxlen – VarChar 型の ODBC フィールドの最大長 (MaxLen) を設定します。
- ParameterSampling – パラメータ収集が有効かどうかを指定します。
- QueryProcedures – すべてのクラス・クエリを SQL ストアド・プロシージャとして投影するかどうかを指定します。
- RTPC – 実行時プラン選択 (RTPC) によるクエリ最適化を有効にします。
- ReferentialChecks – 外部キー制約の検証を有効にします。
- SaveMAC – クエリ・キャッシュのルーチンのソース・コードを保存します。
- TCPKeepAlive – キープ・アライブ・メッセージ間の秒数を設定します。
- TODATEDefaultFormat – SQL TO_DATE() 関数の既定の日付書式を設定します。
- TimePrecision – SQL スカラ時刻関数の既定の時刻精度を設定します。