PEX の概要
Production EXtension (PEX) フレームワークでは、Java や Python などの外部言語を選択し、その言語を使用して相互運用プロダクションを開発できます。相互運用プロダクションにより、メッセージ形式や通信プロトコルが異なる複数のシステムを統合できます。相互運用プロダクションに精通していない場合は、“プロダクションの概要” を参照してください。
PEX は、外部言語で実装されているビジネス・サービス、ビジネス・プロセス、およびビジネス・オペレーションの間の接続に柔軟性をもたらします。そのうえ、PEX 対応言語は、受信アダプタおよび送信アダプタの開発にも使用できます。PEX フレームワークでは、プロダクション全体を外部言語で作成することも、外部言語のコンポーネントと ObjectScript コンポーネントを混合して使用するプロダクションを作成することもできます。統合されると、外部言語で記述されたプロダクション・コンポーネントは実行時に呼び出され、PEX フレームワークを使用して、プロダクション内の別のコンポーネントにメッセージを送信します。
PEX フレームワークを使用する理由は以下のとおりです。
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外部言語で記述された利用可能なライブラリを使用してプロトコルの新規アダプタを作成する。
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利用可能な外部言語ライブラリを使用して複雑な分析や計算を実行する。
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アプリケーションのテクノロジ・スタックで ObjectScript を使用することなく、永続的なメッセージングおよび長期実行型のビジネス・プロセスを実装する。
PEX 対応言語を使用して、以下のプロダクション・コンポーネントを作成できます。
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受信アダプタ
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送信アダプタ
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ビジネス・サービス
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ビジネス・プロセス
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ビジネス・オペレーション
プロダクション・コンポーネントのコードの開発に加えて、通常はプロダクションの定義、構成、および監視も管理ポータルを使用して行います。例えば、管理ポータルを使用して、プロダクションの作成、ビジネス・サービス、ビジネス・プロセス、およびビジネス・オペレーションの構成、プロダクションの開始と停止、プロダクションで実行される永続メッセージのトレースを行います。
