このパラメータでは、それぞれの応答に含まれるデータの量をクライアントに通知するときに Web ゲートウェイで使用されるメソッドの制御を構成できます。
HTTP キープアライブ接続が使用されている場合、通常、Web クライアントには応答サイズを通知する何らかのフォームが必要になります。このような状況では、HTTP v1.1 が使用されている場合、Web ゲートウェイは既定でチャンク転送エンコーディングを使用します。 これよりも前の HTTP プロトコルが使用されている場合は、InterSystems IRIS からの応答データはバッファされ、代わりに Content-Length ヘッダが生成されます。 また、全体の応答が 1 つの出力バッファに収まる場合には、チャンク転送を使用する代わりに Content-Length ヘッダが生成されます。
どちらのメソッドを使用するかを具体的に Web ゲートウェイに指示する方が望ましい場合もあります。 例えば、HTTP v1.1 が使用されているにもかかわらず、媒体 (プロキシなど) がチャンク転送を適切にサポートできない場合です。 また、すべての Web クライアントで、いずれのフォームのサイズ通知も送信しない (応答のターミネータとして 接続の切断 イベントが使用される場合など) ようにできる必要がありますが、適切な方法としては、すべての応答に何らかのフォームのサイズ通知を付随させることをお勧めします。 実際に、一部のクライアントにはこの方法が必要になります。
以下のオプションが用意されています。
このパラメータには、キープアライブを使用するかどうかにかかわらず、常にすべての要求に対してサイズ通知を生成するよう Web ゲートウェイに指示するためのチェック・ボックスが用意されています。
チャンク応答とは異なり、Content-Length ヘッダを指定する HTTP 応答のサイズには 500 キロバイトの制限があります。この制限を超えると、CSP のログに警告メッセージが表示されます。
WARNING: Unable to generate a 'Content-Length' header directive for this oversize response (Current size: size; Maximum buffer size allowed: 500000) |