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InterSystems IRIS 2022.3 の新機能

このページでは、InterSystems IRIS® の 2022.3 リリースの新機能と機能強化について説明します。このリリースは、継続配布 (CD) リリースです。

開発者エクスペリエンスの強化

SQL 開発

InterSystems SQL では、クエリ・プランに機械で判読可能な形式が提供されるようになりました。この新しいオプションを使用して、$SYSTEM.SQL.Explain() メソッドは、プラン自体とアクセスするテーブルおよびインデックスに関する詳細を含む、クエリ・プランの JSON ベースのレンダリングを生成します。以前の XML ベースの形式では、簡単な英語のフレーズを使用してさまざまなステップを記述していました。新しい形式は、より徹底的な分析またはクエリ・プランのグラフィカルなレンダリングを実行するツールで使いやすいものになっています。

このリリースでは、SQL 文の実行時パラメータをサンプリングするオプトイン機能を導入しています。文インデックスでは既に、各文の詳細な実行時統計やクエリ・プランなど、一連の豊富なメタデータが記録されており、これには通常、クエリ・キャッシュ・コードをパラメータ化するプレースホルダに代入されるリテラルが含まれています。これで、文インデックスを、これらのパラメータの実際の実行時値のサンプリングで拡張できるようになりました。そして、これらを正規化された文のテキストと組み合わせて、例えば新しいハードウェア環境をベンチマーキングしたり、スキーマのさまざまなインデックスのセットを試すなど、他の導入に対して実行できる典型的なワークロードを構築したりすることができます。 

InterSystems SQL では、アプリケーション環境を設定および破棄するためにスクリプトに含める、CREATE SCHEMA および DROP SCHEMA コマンドがサポートされるようになりました。

分析と AI の強化

このリリースでは、分析と AI に対して以下の機能強化が行われています。

スピード、スケール、セキュリティの強化

このリリースでは、シャード・クラスタに完全な弾力性を提供しています。DBA は API メソッドを呼び出して、削除するシャードをマークできるようになりました。このメソッドは、指定したシャードからクラスタ内の他のデータ・ノードにデータをオフロードし、すべてのデータ・バケットが他のシャードに移動したら、ノードを自動的に切断します。このプロセスは、オンライン再分散と同じメカニズムを利用します。つまり、ユーザは引き続きシャード・テーブルを照会し、データの移動中にそのデータを取り込むことができます。 

プラットフォームの更新

このリリースでは、以下の新しいサーバ・プラットフォームに対するサポートが追加されています。

  • Oracle Linux 9

  • SUSE 15 SP4

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