Read。標準パイプでは、“Q” または “QR” を指定して、他のプロセスからの入力を受け取るキューまたはパイプを開きます。コマンド・パイプの場合、コマンド・パイプは間違いなくパイプであるため、“Q” 文字コードは必要ありません。“R” を指定します。
Write。標準パイプでは、“QW” を指定して、他のプロセスに入力を送信するキューを開きます。コマンド・パイプの場合、コマンド・パイプは間違いなくパイプであるため、“Q” 文字コードは必要ありません。“W” を指定します。
Read および Write。Read パイプまたは Write パイプのどちらにもなれる標準パイプの場合は、“QRW” を指定して、別のプロセスから入力を受け入れるキューまたはパイプ、あるいは別のプロセスに入力を送信するキューまたはパイプを開きます。コマンド・パイプの場合、パイプであることは間違いないので “Q” 文字コードは必要ありません。“RW” を指定します。
/キーワード・パラメータを使用し、これらのパラメータおよび他のパラメータをコロンで区切って指定できます。例えば、OPEN "|CPIPE|":(cmd:/READ:/IOTABLE="UTF8") のようになります。以下のオプションのキーワード・パラメータは、パイプで一般的に使用します。
“K/name/” (あるいは “Knum”) : 変換がシステム全体で有効になっている場合、入出力変換を有効にします。テーブル名を指定することで、変換の基本となっている既存の定義済みテーブルを特定します。プロトコルのオンとオフを切り替える “+” オプションと “-” オプションは、“K” プロトコルでは使用できません。
“Y/name/” (あるいは “Ynum”) : $X/$Y というアクション・テーブルを使用するようシステムに指示します。テーブル名を指定することで、変換の基本となっている既存の定義済み $X/$Y アクション・テーブルを特定します。$X/$Y アクションは常に使用できます。Y が指定されず、システム既定の $X/$Y が定義されていない場合、組み込みの $X/$Y アクション・テーブルを使用します。プロトコルのオンとオフを切り替える “+” オプションと “-” オプションは、Y プロトコルでは使用できません。
上記のパラメータでは、“S” (ストリーム)、“F” (固定長)、または “U” (未定義長) の各モード・パラメータを指定できます。“V” (可変長) モード・パラメータを指定することはできません。
文字コードとキーワード・パラメータの一覧は、このドキュメントの “シーケンシャル・ファイルの入出力” の章の "OPEN モード・パラメータ" を参照してください。 |