パターン・マッチングと正規表現
ObjectScript では、文字列が特定のパターンに一致するかどうかを確認する方法は 2 つあります。パターン・マッチング (? 演算子を使用) と正規表現 ($Match 関数を使用) です。$Match は標準の正規表現構文を使用します。構文については、上のリンクにある InterSystems IRIS ドキュメント内と、それ以外のさまざまなドキュメントや Web サイトで説明されています。
これから数ページにわたって、パターン・マッチ演算子について説明します。パターン指定には 1 つまたはそれ以上のパターンを組み合わせて使用できます。以下の構文を使用します。スペースは使用しないでください。
Quantity_1CodeOrLiteral_1Quantity_2CodeOrLiteral_2...Quantity_NCodeOrLiteral_N
さらに、それぞれをコンマで区切りながら複数のパターンの一部を括弧で囲み、代替のリストを作成できます。括弧で囲んだ数量のセクションを前に置くと、仕様内でオプションのサブパターン、あるいは繰り返しのサブパターンと見なされます。
数量 |
意味 |
- |
コード |
意味 |
コード |
意味 |
3 |
ちょうど 3 |
|
A |
アルファベット (大文字あるいは小文字) |
C |
制御文字 |
1.3 |
1 から 3 |
|
U |
大文字 |
E |
すべての文字 |
.3 |
最大 3 |
|
L |
小文字 |
ANP |
コードの組み合わせ |
3. |
最小 3 |
|
N |
数値 |
“abcdef” |
リテラル文字 |
. |
0 を含むすべての数値 |
|
P |
句読点 |
|
|
テーブル内のパターン・マッチ・コードの既定値は英語です。InterSystems IRIS ロケールを使用して別の言語の代替コードを指定します。ロケールの説明は、このチュートリアルの対象ではありません。