既定では、上記の各設定を指定していなくても、IRISSYS、IRISLIB、IRISTEMP、および IRISAUDIT の各データベースは、インスタンスに対してローカルであること、および起動時にマウントされることがそれぞれ必要です。
例
[Databases] セクションでは、各行が引数 Name=a,b,c,d,e,f を持つデータベースです。以下は Windows の場合の例です。
[Databases]
IRISSYS=c:\InterSystems\IRIS\mgr\
IRISLIB=c:\InterSystems\IRIS\mgr\irislib\
IRISTEMP=c:\InterSystems\IRIS\mgr\iristemp\
IRISAUDIT=c:\InterSystems\IRIS\mgr\irisaudit\
USER=c:\InterSystems\IRIS\mgr\user\
SALES=c:\sales\,SALESERVER
; Database is on instance SALESERVER
BILLING=/usr/billing/,,1
; Database is local and mount required
ミラーリングなしのリモート・データベースの例 :
PRDAUDIT=c:\InterSystems\IRIS\mgr\prdaudit\,PRD
PRDDCIFC=\InterSystems\IRIS\mgr\prddata\,PRD
PRDERR=\InterSystems\IRIS\mgr\prderr\,,1
ミラーリングありのリモート・データベースの例 :このミラーリングありの例では、2 つのリモート・データベース (ミラーリングされるデータベースとミラーリングされないデータベースの両方) は、ミラーリングなしの環境の場合とは異なる方法でフォーマットされています。
PRDAUDIT=:mirror:PRDMIRROR:PRDAUDIT,PRD - Mirrored remote database
PRDDCIFC=:ds:PRDDCIFC,PRD - Nonmirrored remote database
PRDERR=\InterSystems\IRIS\mgr\prderr\,,1 - Local database