[ECPServers] Name=Address,Port,MirrorConnection,SSLConfig
説明
[ECPServers] のエントリは、接続先とする ECP サーバのアドレスとポート、および ECP サーバがミラー・プライマリである場合に接続をリダイレクトする方法を定義します (データ・サーバとしてのミラー・プライマリの構成に関する重要な情報は、"高可用性ガイド" の “ミラーリング” の章にある "ミラーへのアプリケーション・サーバ接続の構成" を参照してください)。
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Address – 接続先とする ECP サーバのアドレス。
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Port – 接続先とする ECP サーバのポート番号。
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MirrorConnection – ミラー・プライマリに接続する際の動作。既定値は、データ・サーバがミラー・メンバでないことを示す 0 (または空白) です。値 1 は、ECP サーバがミラー・フェイルオーバー・メンバであることを示し、フェイルオーバーの場合にはプライマリであるいずれかのメンバにミラー接続がリダイレクトされます。値 -1 は、ECP サーバがフェイルオーバー・メンバまたは DR 非同期のいずれかであることを示し、ミラー接続はその特定の ECP サーバに制限されます。この ECP サーバがバックアップ・メンバになった場合、このサーバはプライマリになるまで接続を受け入れません。
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SSLConfig – 値が 1 の場合、サーバの接続に TLS/SSL が使用されます。
このパラメータの変更
管理ポータルの [ECP 設定] ページ ([システム管理] > [構成] > [接続性] > [ECP 設定]) は、ECP データ・サーバのリストです。[新規リモートデータサーバの追加] を選択して、新しい ECP データ・サーバを追加します。
Note:
管理ポータルから MirrorConnection プロパティを -1 に設定することはできません。
管理ポータルを使用する代わりに、Config.ECPServersOpens in a new tab クラス (クラスリファレンスを参照) を使用するか、CPF をテキスト・エディタで編集することで ECPServers を変更できます (このドキュメントの “構成パラメータ・ファイルの概要” の章にある "アクティブな CPF の編集" のセクションを参照)。