<milestone>
ビジネス・プロセスが達成したステップを認知するためのメッセージを格納します。
構文
<milestone value='"The applicant has been notified of the interest rate."' />
詳細
属性または要素 |
説明 |
値 |
value 属性 |
必須項目。マイルストーン・メッセージのテキストです。この値には、リテラル文字列または評価対象となる式を指定できます。 |
1 文字以上の文字列。式またはリテラル文字列を使用できます。式の場合は、この属性が含まれる <process> 要素で指定されているスクリプト言語を使用する必要があります。 |
name、disabled、xpos、ypos、xend、yend 属性 |
“一般的な属性と要素” を参照してください。 |
|
<annotation> 要素 |
説明
<milestone> アクティビティは InterSystems IRIS データベースにメッセージを書き込みます。<milestone> の機能は <trace> とよく似ていますが、<trace> メッセージと異なる点として、<milestone> メッセージは、関連するビジネス・プロセスが実行されている間だけ保持されます。ビジネス・プロセスが終了した後は、<milestone> アクティビティによって生成されたすべてのメッセージが削除されます。
プログラマは、通常、診断目的で <trace> メッセージを使用します。一方、<milestone> メッセージは、長時間にわたるビジネス・プロセスが正常に動作している際の進捗状況追跡に役立ちます。
<milestone> メッセージを取得するには、Ens.Milestone グローバルの値を調べます。このグローバルは、プロダクションが <milestone> メッセージを発行した場合のみ定義されます。Ens.Milestone の値を取得する手順は次のとおりです。
-
"InterSystems IRIS 多次元ストレージの使用法" の “多次元ストレージの使用法 (グローバル)” の章に従って、プログラムから取得します。
-
管理ポータルから、[システムエクスプローラ]→[グローバル] ページに移動し、[ネームスペース] オプションが選択されていることを確認して、プロダクションを実行するネームスペースの名前をクリックします。デフォルトでは、[グローバル表示] オプションが選択されます。