結果セットの使用法
EnsLib.SQL.GatewayResultSetOpens in a new tab クラスは、InterSystems IRIS® で特定の用途に使用される結果セットを表しています。このクラスの初期化済みのインスタンスは、データ・ソースに対してライブ・データ接続しています。このクラスには、結果セットの内容を調べるメソッドと静的なスナップショットを返すメソッドが用意されています。
この章では、EnsLib.SQL.GatewayResultSetOpens in a new tab クラスを使用する方法について説明します。
結果セットから行を含むスナップショットを取得することもできます。“スナップショットの使用法” を参照してください。
結果セットのナビゲート
結果セットは、データ行で構成されます。行をナビゲートするには、以下のメソッドを使用できます。
Next()
method Next(ByRef pSC As %Status) returns %Integer
カーソルを次の行に進め、行のデータをキャッシュします。カーソルが結果セットの末尾にある場合は、0 を返します。
SkipNext()
method SkipNext(ByRef pSC As %Status) returns %Integer
カーソルを次の行に進めます。カーソルが結果セットの末尾にある場合は、0 を返します。
結果セットの現在行の調査
結果セットの現在行を調べるには、以下のメソッドを使用します。
Get()
method Get(pName As %String) returns %String
現在行で pName という名前を持つ列の値を返します。
GetData()
method GetData(pColumn As %Integer) returns %String
現在行で pColumn で指定されている位置にある列の値を返します。
GetColumnName()
method GetColumnName(pColumn As %Integer = 0)
pColumn で指定されている位置にある列の名前を返します。
Note:
ソース・データに無名の列が含まれている場合は、結果セットが、自動的に、これらの列に xCol_n の形式で名前を設定します。