InterSystems での Java の概要

このドキュメントで取り上げる内容の詳細なリストは、"目次" を参照してください。

InterSystems IRIS® には、広範囲にわたる堅牢な Java 接続オプションが用意されています。

• JDBC、Java オブジェクト、または InterSystems 多次元ストレージを使用したデータベース・アクセスを提供する軽量の SDK

• InterSystems IRIS サーバ・アプリケーションから Java アプリケーションおよび外部データベースに直接アクセスできるようにするゲートウェイ

• Hibernate 向けのサード・パーティ API の実装

これらの Java ソリューションはすべて、InterSystems JDBC ドライバに支えられています。これは JDBC の完全に準拠した強力なタイプ 4 (純正 Java) の実装で、InterSystems IRIS と緊密に連携して最大の速度と効率性を実現します。

このドキュメントの最初の章では、すべての Java ソリューションについて概説します。

• "InterSystems Java 接続オプション" では、JDBC ドライバによって有効になるすべての InterSystems IRIS Java テクノロジの概要を示します。

ドキュメントの残りの章では、JDBC ドライバ自体の使用方法について詳しく説明します。

• "JDBC ドライバの使用法" では、InterSystems IRIS または外部データベースへの JDBC 接続を確立するさまざまな方法について詳しく説明します。

• "構成と要件" では、クライアント構成および InterSystems Java クラス・パッケージの詳細を示します。

• "不定期ユーザ向けの JDBC" は、まだ Java データベースの開発に精通していない読者を対象にした、コア JDBC API の使用法に関する簡単な概要です。

• "JDBC クイック・リファレンス" では、InterSystems 固有の拡張メソッドについて説明します。

以下のドキュメントには、InterSystems IRIS が提供する Java ソリューションに関する詳細が記載されています。

• "サードパーティ・ソフトウェア用インターシステムズ実装リファレンス" の “JDBC ドライバのサポート” では、InterSystems JDBC ドライバのサポートおよび準拠に関する詳細が説明されており、すべてのオプション機能のサポート・レベルおよび InterSystems IRIS 固有の追加機能の全リストも記載されています。

• "Native SDK for Java の使用法" では、以前は ObjectScript を介してのみ使用可能であったリソースに、Java Native SDK を使用してアクセスする方法について説明しています。

• "InterSystems XEP による Java オブジェクトの永続化" では、Event Persistence API (XEP) を使用して Java オブジェクトの永続性を迅速に実現する方法を説明しています。