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InterSystems Java 接続オプション

InterSystems IRIS® には、広範囲にわたる堅牢な Java 接続オプションが用意されています。

InterSystems JDBC driver は、すべての InterSystems IRIS Java ソリューションの中心にあります。これは、JDBC の完全に準拠した強力なタイプ 4 (純正 Java) の実装で、InterSystems IRIS と緊密に連携して最大の速度と効率性を実現します。

主要データ・アクセス用 SDK

InterSystems JDBC ドライバは、リレーショナル・テーブル、オブジェクト、および多次元ストレージを使用した InterSystems IRIS データベースへの直接アクセスを提供する 3 つの軽量 Java SDK をサポートしています。

Important:

主要データ・アクセス用 SDK と外部サーバ・ゲートウェイは、すべてが同じ基盤となる再入可能接続コンテキストを共有できる統合型ユーティリティ・スイートを構成します。スイートの任意の部分から必要な機能を自由に組み合わせて、アプリケーションで使用できます。

リレーショナル・テーブル・アクセス用 JDBC ドライバ

InterSystems JDBC ドライバ (このドキュメントで説明しています) は、リレーショナル・テーブルへの SQL ベースのアクセスを提供します。これは、以下の機能をサポートします。

  • リレーショナル・アクセス

    • SQL を介したテーブルの保存とクエリ

    • 保存された JDBC テーブルに InterSystems IRIS オブジェクトとしてアクセス可能

  • InterSystems IRIS に最適化された JDBC ドライバ

    • 完全に実装されたタイプ 4 (純正 Java) の JDBC

    • InterSystems IRIS に固有のプロパティ設定のための拡張

    • 高速なバッチ読み取り

    • 自動接続プーリング

  • サードパーティの Java フレームワークのサポート

    • Hibernate のサポート

詳細は、このドキュメントの後半の章と、"サードパーティ・ソフトウェア用インターシステムズ実装リファレンス" の “JDBC ドライバのサポート” の章で提供しています。

オブジェクト・アクセス用 XEP SDK

InterSystems XEP SDK は、データ・オブジェクトをきわめて高速にリアルタイムに取得するために設計されており、便利な汎用 ORM インタフェースとしても使用できます。これは、以下の機能をサポートします。

  • 処理速度のために最適化

    • 超高速のリアルタイムのデータ取得。XEP API は、標準の JDBC の数倍も速くデータを取得できます。

    • バッチ読み取り

    • データのシリアル化の細かい制御

  • オブジェクト・ベースのアクセス

    • Hibernate に代わる軽量な選択肢

    • オブジェクトの保存とクエリ (作成/読み取り/更新/削除)

    • スキーマのインポートとカスタマイズ

    • ほとんどの標準データ型のマッピング

    • 保存されたオブジェクトに JDBC テーブルとしてもアクセス可能

  • 完全なプロセス・コントロール

    • インデックス作成とフェッチ・レベルの制御

    • トランザクションとロックの制御

詳細は、"InterSystems XEP による Java オブジェクトの永続化" を参照してください。

InterSystems IRIS リソースへの直接アクセスのための Native SDK

InterSystems Native SDK for Java は、以前は ObjectScript を介してのみ使用可能であったリソースに、Java アプリケーションを通して直接アクセスできるようにする軽量ツールセットです。これは、以下の機能をサポートします。

  • グローバル配列への直接アクセスと操作

    • ノードの作成と削除

    • ノードの反復処理、および値の作成/読み取り/更新/削除

    • トランザクションとロックの制御

  • サーバ側 ObjectScript コードの呼び出し :

    • コンパイル済みクラスからのメソッドおよびアクセス・プロパティの呼び出し

    • コンパイルされた任意の .mac ファイルからの関数またはプロシージャの呼び出し

  • ObjectScript クライアントが外部サーバ・ゲートウェイを介して Java オブジェクトに直接アクセスできるようにする Java サーバ・アプリケーションを作成します。

詳細は、"Native SDK for Java の使用法" を参照してください。

InterSystems 外部サーバ

InterSystems 外部サーバは、同じ接続を使用して、同じコンテキストで ObjectScript オブジェクトと Java オブジェクトの両方に容易にアクセスして操作する方法を提供します。外部サーバ・ゲートウェイは完全に再入可能であるため、同じ双方向接続とコンテキスト (データベース、セッション、およびトランザクション) を使用して、Java アプリケーションで ObjectScript オブジェクトを操作し、ObjectScript アプリケーションで Java オブジェクトを操作することができます。

ObjectScript アプリケーションは、ObjectScript コードを大幅に変更することなく、ODBC を代替接続オプション (.NET オブジェクトと ADO へのアクセスを提供) として使用することもできます。

詳細は、"InterSystems 外部サーバの使用法" を参照してください。

InterSystems SQL ゲートウェイ

InterSystems SQL ゲートウェイを使用すると、JDBC 経由で InterSystems IRIS を外部データベースに接続できます。さまざまなウィザードを使用して、外部ソースのテーブル、ビュー、またはストアド・プロシージャへのリンクを作成できます。これにより、オブジェクトや SQL クエリを使用して、InterSystems IRIS 上の場合と同じように外部データベースのデータを読み取ったり保存したりできます。対応する外部ストアド・プロシージャと同じアクションを実行するクラス・メソッドを生成することさえできます。

SQL ゲートウェイ・アプリケーションは ObjectScript で記述され、サーバ上で実行されます。ObjectScript コードを大幅に変更することなく、ODBC を代替接続オプション (.NET オブジェクトと ADO へのアクセスを提供) として使用することもできます。

JDBC および ODBC オプションの詳細は、"SQL ゲートウェイの使用法" を参照してください。

サード・パーティのフレームワークのサポート

Hibernate などの Java フレームワークは、JDBC を使用してデータベースを操作し、特定のデータベースに固有の機能を利用するために実装できるインタフェースを含みます。InterSystems IRIS は、Hibernate 言語インタフェースの実装を提供します。

Hibernate 言語

InterSystems Hibernate 言語は、Hibernate 言語インタフェースの完全に準拠した実装で、Hibernate と InterSystems IRIS との間のカスタマイズされたインタフェースを提供します。ほとんどの主な言語実装と同様に、これは Hibernate ディストリビューションに含まれています。

詳細は、"サードパーティ・ソフトウェア用インターシステムズ実装リファレンス" の “Hibernate のサポート” の章を参照してください。

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